2011年5月26日木曜日

元気の源

今日は、午前中師匠のデイサービスを立ち上げる為の話し合いをして、ほんの少しだけ講義のお手伝いをした後、昼から職場の先輩夫婦と入院や入所している利用者さんを訪ねてまわった。

まずは、同じ病院に入院されている3名の利用者さんに会いに行った。

転院されたばかりで疲れているだろうに、起き上がって歩くところを見せてくれる方。起き上がったり話したりは出来ないが、渾身の力で手を握り締めてくれる方。これからリハビリだと言って、車椅子に乗って楽しそうに話される方。皆さんごきげんに戻ることを楽しみにされていた。
僕達も楽しみだ。

次に行ったのは、すぐ近くの施設に入所されているAさん。

僕はしょっちゅう行っているので、また来たの?という感じだったが、先輩夫婦は入所されてから初だったようで、とても驚きそしてとても喜ばれていた。

その空間は笑い声に満たされていて、とても心地よかった。

Aさんは「あんたたちが来て、病気が治ったみたいさ。」と話されていた。

その時、先輩夫婦が「なんだか私達が元気をもらっているね。」と話された。僕も同じことを考えていた。

ひとの繋がりの力を感じ、相互交流していることを実感した。

次は、少し離れたところに入所されているBさんのところに行った。

この方は僕が入職当時から担当させてもらっていた方で、僕に作業療法士の基礎を学ばせてくれた方だ。

すごく久しぶりだったが、いつもの笑顔といつものエッチなトークで迎えてくれた。

入所してごきげんに通えなくなってもう2.3年経つだろうか・・・。いまでもごきげんやスタッフを想ってくれている。そんなBさんに僕達3人は元気をもらった。また、僕達の仕事に対しての誇りをもらった。

僕は、初心を忘れてしまいそうなときや、元気が欲しいときにAさんやBさんを訪ねる。

仕事のやりがい、誇り、喜び、全て利用者さんがもたらしてくれると僕は思っている。

いつも支えてくれる利用者さんに感謝。

僕に出来る恩返しをしたい。真摯に向き合い続けたい。

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