2013年4月15日月曜日

2度目の卒業

本当に久しぶりの投稿です。

たくさん書きたいことはあるんですが、ついつい後回しにしてしまっています。

さて、本題に入ります。




3月末日をもって1年間という短い期間でしたが、本当に言葉にできないくらいお世話になった母校を退職しました。

1年間という期限付きにも関わらず、暖かく迎え入れてくださった母校、OT科教員の皆様に感謝してもし足りません。

本当に覚えの悪い僕を皆さんがフォローしてくださいました。(僕、びっくりするくらい本当に忘れるんです•••)


恩師が亡くなった後、少しでも恩師と母校に恩返しがしたいということもあって、教員にならせてくださいとお願いしました。


しかし、経験も知識もない僕がどうやって学校に、そして学生さんに貢献できるか悩みました。

僕に出来ること•••

考え抜いた末、出した答えは「作業療法の楽しさを伝える」ということでした。

これなら僕にも出来るし、自然体で臨めると思いました。OT大好きですから(笑)

ですので、担当させていただいた講義では、僕が作業療法の魅力だと思っている「トップダウン」と「OBP」を軸に話しました。

また、僕が作業療法をより好きになるきっかけをくれた「作業科学」「CMOP−E」「MOHO」といった理論の話をしていきました。

なんとか魅力を伝えたいと思って、事例をたくさん紹介しました。(自由に授業をさせていただきました。先生方本当にありがとうございます。)

内容はさておき•••学生さんの授業の感想を見る限り、「先生が楽しそうに授業をしていた」と書いてくれていた学生さんが多かったので、作業療法の楽しさは伝わったと解釈していい•••の•••でしょうか?

授業の内容は本当に足りないことばかりだったと反省していますが、臨床に出て作業療法をするのってこんなにも楽しいんだと思ってもらえていたら嬉しいです。

本当に素敵な教員、素敵な学生に囲まれて、毎日楽しく仕事ができました。もっとここで働きたいと心から思いました。感謝、感謝です。

自分の夢を叶えるタイミングを考えて、1年間だけという期限を設けさせていただいたことは、自分勝手で申し訳なく思っていますし、1年間で僕の目的だった恩返しが出来たかというと全く自信がありません。

これから先、いろんな形で恩返ししていきたいと思います。

入職する前より、もっと母校が好きになりました。もっともっと作業療法が好きになりました。


本当にありがとうございました。