tag:blogger.com,1999:blog-8043567151663101802024-02-02T22:11:03.251+09:00忘れないために日々起こる忘れられない、忘れたくない出来事や人を綴ります。鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.comBlogger65125tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-51038140110604567882013-07-02T22:12:00.000+09:002013-07-02T22:15:45.627+09:00ホントウノキモチ今日もまたまた感動物語がありました。<br />
<br />
本日から利用のAさん。<br />
<br />
内部疾患で入院されていて、かなりの廃用性の機能低下がある方です。<br />
<br />
担当者会議で相談員が、今週末にAさんの息子の結婚式があるけど、Aさんは結婚式に参加されないと決めている、ということを聞いてきてくれました。<br />
<br />
僕は本当にAさんとじっくり話し合い、Aさんが出した答えなのか気になって仕方がなかったので、個別リハビリテーションの時間に聴いてみました。<br />
<br />
「行かなくて本当に後悔しませんか?」と。<br />
<br />
その結果、<br />
<br />
Aさんは途中で倒れたら息子に迷惑がかかると思っていること。<br />
<br />
結婚式という祝いの場に救急車を呼ばないと行けない事態になったときが怖いと思っていること。<br />
<br />
体力が持つかどうか心配だということ。<br />
<br />
式場までの階段が上がれるかどうか心配だということ。<br />
<br />
本当は・・・<span style="font-size: large;">本当は行きたいと想っている</span>こと。<br />
<br />
Aさんが本当に想っている気持ちがわかりました。<br />
<br />
息子さんに気遣って行かないという選択をしてたんですね。<br />
<br />
僕は、行こうと思えばいくらでも手段はあることをお伝えしました。<br />
<br />
例えば、僕の経験上、きつくなったら休める場所を確保してもらうように式場にお願い出来ることや階段昇降の介助を式場のスタッフにお願い出来ること等です。<br />
<br />
その後、僕たちはAさんが行きたいと思うのであれば全力で支援しますと約束しました。<br />
<br />
Aさんは「考えてみる」と話され、個別リハビリテーションを終えました。<br />
<br />
昼ご飯を食べた後、Aさんはスタッフに「息子の結婚式に行きたい」と話しました。<br />
<br />
スタッフは嬉しそうに僕へ報告してくれました。<br />
<br />
そして、「今から会場の下見にAさんと行ってくる!」と言ってきました。<br />
<br />
僕は嬉しさと同時にスタッフの行動力に驚き、「息子さんに確認してからにしよう」と提案しました。<br />
<br />
僕はいつも「ちょっと待て!」と止められる側だったので、止める側になるのは何だか不思議な感覚でした(笑)<br />
<br />
その後、スタッフはAさんと共に、娘さん、息子さん、式場に電話で確認し下見に向かいました。<br />
<br />
Aさんとスタッフは会場の下見だけでなく、式場スタッフとの打ち合わせや衣装選びまでしっかりして帰ってきました。Aさんは何着も試着されたそうです(笑)<br />
<br />
Aさんは「最高」と喜んでくれました。<br />
<br />
あとはAさんが家族と共に息子さんの結婚式を堪能するだけです。<br />
<br />
<br />
<br />
ちなみに、うちのスタッフが、結婚式場のスタッフに「デイサービスってこんなことまでするの?」と聞かれて、「利用者さん全員の夢を叶えます!」と返答したそうです(笑)<br />
<br />
このスタッフの行動力、それを応援し、臨機応変に残った利用者さんひとりひとりの作業を支援した他のスタッフ、全てが一つになったからこそできた支援でした。<br />
<br />
最高のスタッフと働けていることに感謝します。鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-18678505679230005882013-06-28T21:29:00.000+09:002013-06-28T21:29:35.009+09:00つむぐトイレお久しぶりでございます。<br />
<br />
なんだかんだでブログを更新できていませんでした(^^;)<br />
<br />
忙しい日々を送らせていただけるのは本当にありがたいことです。<br />
<br />
バタバタした毎日ですが、デイサービスを立ち上げてから本当に毎日感動することばかりです。<br />
<br />
教育も楽しいですが、臨床もやっぱり楽しいです(^^)<br />
<br />
さて、そんなたくさんの感動体験からお一人を紹介します。<br />
<br />
Aさんは約4年前に発症し、重度の障がいをおもちで、生活全般に介護が必要な状態です。<br />
<br />
リクライニング車椅子を使用し、過ごされています。<br />
<br />
初めて当デイサービスを利用されたときADOCを使い面接しました(うちは全員にADOCを使用し、面接をしています)。<br />
<br />
Aさんは色々なことに興味があり、たくさんのイラストを選ばれました。過去にやっていたスポーツや趣味など、楽しそうに話されました。<br />
<br />
ただ、その中で強く強く望んだのは、主介護者の娘さんの為に、立ち上がりや移乗、トイレで排泄をすること(発症後はオムツ使用)でした。これに関して家族も強く望んでいました。<br />
<br />
ただ、Aさんも家族もトイレに関していつかできたらいいな・・・くらいの超長期目標だと話し、半ば諦めているようでした。<br />
<br />
僕は移乗等の介助を行った感覚と、今までストレッチ等の機能訓練しか受けていないという話を聞いたことから、Aさんの機能はもっと高まると感じていましたので、可能だと思っていますとAさんそして家族に話しました。<br />
<br />
それから約1ヶ月間、みっちり機能訓練を行いました。予想通り機能も向上してきました。<br />
<br />
そして、先週Aさんに提案し、初めてトイレに座ってみました。<br />
<br />
結果は大成功!!!<br />
<br />
Aさんは「病気になってから初めてトイレで出来た」と大喜びでした。一緒に介助した介護福祉士も一緒に喜びました。<br />
<br />
そして、帰宅するなりAさんは家族に報告。その場で家族とも喜びを分かち合いました。<br />
<br />
今週からトイレで排泄出来るようにリハビリパンツへと変更しました。<br />
<br />
今までトイレで出来なかった理由の1つは支援者側の諦めがあったからではないかと思います。<br />
<br />
支援者側の諦めが、クライエントの作業の障壁となってはいけないと思うんです。<br />
<br />
僕たちはクライエントの作業が可能となる為の支援をします。<br />
<br />
だから僕たちは諦めません。僕たちが諦めるのは、クライエントがその作業を必要でないと感じた時です。<br />
<br />
より多くの感動を、ご利用者、ご家族、スタッフ、地域住民と共有していきたいと思います。<br />
<br />鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-63623142858022622482013-04-15T21:51:00.000+09:002013-04-15T21:51:56.177+09:002度目の卒業本当に久しぶりの投稿です。<br />
<br />
たくさん書きたいことはあるんですが、ついつい後回しにしてしまっています。<br />
<br />
さて、本題に入ります。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAfTxMz8M1TCN4qyXxwLX3ylmNbzjD18AkOG0xWcljY-5CQIsrmFYagusM7N33y9eZbX6GYxESCjtDI13GB7uM0CJeHUqW5sJcRJiBhZHaaSik8FoixFZ00xM9UobPMOK_obIj78_V-djg/s1600/08101809.CIMG5508.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAfTxMz8M1TCN4qyXxwLX3ylmNbzjD18AkOG0xWcljY-5CQIsrmFYagusM7N33y9eZbX6GYxESCjtDI13GB7uM0CJeHUqW5sJcRJiBhZHaaSik8FoixFZ00xM9UobPMOK_obIj78_V-djg/s400/08101809.CIMG5508.JPG" width="400" /></a></div>
<br />
<br />
3月末日をもって1年間という短い期間でしたが、本当に言葉にできないくらいお世話になった母校を退職しました。<br />
<br />
1年間という期限付きにも関わらず、暖かく迎え入れてくださった母校、OT科教員の皆様に感謝してもし足りません。<br />
<br />
本当に覚えの悪い僕を皆さんがフォローしてくださいました。(僕、びっくりするくらい本当に忘れるんです•••)<br />
<br />
<br />
恩師が亡くなった後、少しでも恩師と母校に恩返しがしたいということもあって、教員にならせてくださいとお願いしました。<br />
<br />
<br />
しかし、経験も知識もない僕がどうやって学校に、そして学生さんに貢献できるか悩みました。<br />
<br />
僕に出来ること•••<br />
<br />
考え抜いた末、出した答えは「作業療法の楽しさを伝える」ということでした。<br />
<br />
これなら僕にも出来るし、自然体で臨めると思いました。OT大好きですから(笑)<br />
<br />
ですので、担当させていただいた講義では、僕が作業療法の魅力だと思っている「トップダウン」と「OBP」を軸に話しました。<br />
<br />
また、僕が作業療法をより好きになるきっかけをくれた「作業科学」「CMOP−E」「MOHO」といった理論の話をしていきました。<br />
<br />
なんとか魅力を伝えたいと思って、事例をたくさん紹介しました。(自由に授業をさせていただきました。先生方本当にありがとうございます。)<br />
<br />
内容はさておき•••学生さんの授業の感想を見る限り、「先生が楽しそうに授業をしていた」と書いてくれていた学生さんが多かったので、作業療法の楽しさは伝わったと解釈していい•••の•••でしょうか?<br />
<br />
授業の内容は本当に足りないことばかりだったと反省していますが、臨床に出て作業療法をするのってこんなにも楽しいんだと思ってもらえていたら嬉しいです。<br />
<br />
本当に素敵な教員、素敵な学生に囲まれて、毎日楽しく仕事ができました。もっとここで働きたいと心から思いました。感謝、感謝です。<br />
<br />
自分の夢を叶えるタイミングを考えて、1年間だけという期限を設けさせていただいたことは、自分勝手で申し訳なく思っていますし、1年間で僕の目的だった恩返しが出来たかというと全く自信がありません。<br />
<br />
これから先、いろんな形で恩返ししていきたいと思います。<br />
<br />
入職する前より、もっと母校が好きになりました。もっともっと作業療法が好きになりました。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQkkBa1MHp1rouBT869i6cehi39FhTL9ezoyaOCxHugiN9K9653laRzBhKBVs2-hwfDy3ULk8qb_9Lm24IhJlb8i7uql5xqVGNnDo4m3SihdQfmx5_FCGLzachyl__S4NA3r0ykaJyPrV5/s1600/08101809.CIMG5509.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQkkBa1MHp1rouBT869i6cehi39FhTL9ezoyaOCxHugiN9K9653laRzBhKBVs2-hwfDy3ULk8qb_9Lm24IhJlb8i7uql5xqVGNnDo4m3SihdQfmx5_FCGLzachyl__S4NA3r0ykaJyPrV5/s400/08101809.CIMG5509.JPG" width="400" /></a></div>
<br />
本当にありがとうございました。<br />
<br />
<br />
<br />鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-33570222832198431542013-02-19T23:22:00.000+09:002013-02-19T23:24:41.772+09:00理想の職場大分、久しぶりの投稿となってしまいました。(さぼってしまってすいません)<br />
<br />
世の中色々ありますね。本当に勉強になります。(胃が強い男になりたいです・・・)<br />
<br />
なにはともあれ、予定よりは遅れてしまっていますが、夢に向かって進んでいます。<br />
<br />
慎重に事を運びながら勉強しろということだろうなと全てをポジティブに捉えてます。<br />
<br />
<br />
昨日、一緒に仕事をするメンバーと熱く語りながら食事をしました。<br />
<br />
一緒に仕事をする相棒はケアマネをしてます。<br />
<br />
彼は、利益重視の施設のやり方に1人で闘ってきました。<br />
<br />
利用者さんのニーズよりも業務中心の現場と1人で闘ってきました。<br />
<br />
現場からやっかいだと思われるあたり、同じ匂いがプンプンします(笑)<br />
<br />
彼は「利用者さんあっての施設だ!」「簡単に利用者さんの要望に無理と言うのはおかしい!利用者さんの未来をこちら側の都合で決めるのはおかしい!利用者さんの要望に応えられない事もあるかもしれないけど、出来る可能性をとことん話し合った上でその選択をしなければいけない!」と話していました。<br />
<br />
僕はお酒が全く飲めないんですけど、あまりにも彼と想いが、発する言葉が一緒だったので、酔ったように興奮して話し続けました(笑)<br />
<br />
同じ想いを持った仲間と働けるって幸せですよね。<br />
<br />
それにしても、職種は違えど、やはり目指しているところは一緒なんですよね。<br />
<br />
クライエントがどのように生きたいか?それは、どのような作業をして生きたいかってことですもんね。<br />
<br />
作業の視点は共有できるんです!<br />
<br />
想いを共有した上で、クライエントの作業を可能化するために各専門職の専門性を発揮する。<br />
<br />
僕の理想の職場です。<br />
<br />
あとは「やるか、やらないか」ですね。いや!僕の場合「やるか、辞めるか」ですね!<br />
<br />
僕たちは作業に焦点を当てた、クライエント中心のデイサービスをやります!<br />
<br />
そして、大きいことを言ってしまいますが、僕らの実践が鳥取県、全国の実践を変化させられればと思います。<br />
<br />
クライエントも働いているひともそれぞれの家族もハッピーになるのが僕らの目指すところです。(ADOCプロジェクト魂)<br />
<br />
最近僕にとって大きな一歩を踏み出せました。まだまだ山はありますが、一歩ずつ登っていきます。<br />
<br />
千里の道も一歩から!<br />
<br />
また報告します。<br />
<br />
<br />
<br />鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-67466754622022308042012-12-13T23:58:00.000+09:002012-12-14T00:00:26.197+09:00作業に焦点を当てた実践研修会in神戸兵庫医療大学でADOC projectによる作業に焦点を当てた実践研修会が終了しました。<br />
<br />
12月9日が忘れられない日となりました。<br />
<br />
友利さんと琉球OTさんから講演依頼のメールをいただいたとき、僕には役が高いお話だと思いつつも受けさせていただくことにしました。<br />
<br />
だって、就職した当時からずっと師匠に「依頼された仕事は断るな」と教えられたんですもん(笑)琉球OTさんがついててくださるっていう安心感もありましたし。<br />
<br />
もちろん一番は、自分の勉強にもなりますし、僕の経験が少しでも参加者の皆さんの力になれるかもしれないって思ったからですけど(^^)<br />
<br />
それにしても本当にたくさんの方にお越しいただきました。本当に来てくださった皆様、ありがとうございました。<br />
<br />
多くの方が僕と同じように臨床に悩まれているんだなーと感じると共に、OBPへの関心の高さにワクワクしました。<br />
<br />
これから日本の作業療法は変わっていく!<br />
<br />
より多くのクライエント、作業療法士が幸せになる!<br />
<br />
そう思いました。<br />
<br />
講習会の内容は、皆さんさすが!としか言いようの無い内容でした。<br />
<br />
友利さんは、いつ聴いても、何度聴いてもおもしろい。ワクワクする内容でした。いつも作業療法ってやっぱり素敵だなと想わせてくれます。<br />
<br />
齋藤さんは、あの優しい声に相当癒されました。そして知識、経験が詰め込まれた面接の内容。本当に勉強になりました。<br />
<br />
竹林さんは、知識の塊。あれだけの知識を楽しく伝えられることに圧巻でした。ストイックに勉強されている姿に刺激をいただきました。今まで持っていたCI療法のイメージをがらりと変えていただきました。勉強します。<br />
<br />
そしてライトニングトーク!<br />
<br />
籔脇さん、明るく楽しく話されるのに、内容はハイレベル。CEQ勉強します!笑い声に癒されました。ありがとうございました。<br />
<br />
そして寺岡さん。OBP2.0。すごく興味深いお話でした。OBP2.0も勉強します!堂々たる話し方。見習います。<br />
<br />
そしてライトニングトークのトリ、平松さん。初めての舞台が450人の前、緊張するお気持ちものすごくわかりました!僕も同じでした。素敵な実践でした。熱さが伝わってきましたし、散歩の動画はすごくおもしろかったです。<br />
<br />
そして、大トリはまさかの僕でした。当日まで勘違いをしており、ライトニングトークの前だと思ってました・・・。<br />
<br />
緊張で頭が真っ白でしたが、なんとかやりきりました。<br />
<br />
僕の周りでも作業療法士らしい作業療法が出来ないと悩んでいるひとがたくさんいます。きっと来てくださった方の中にもたくさんおられたと思います。<br />
<br />
そのような方々に僕の本当に少しの経験ですが、力になれていたら幸せです。<br />
<br />
皆さんは1人じゃない。一緒に変えていきましょ。<br />
<br />
そして、クライエントとチームを幸せにしましょ。<br />
<br />
450人の、いや!もっと多くの仲間がいるんですから大丈夫です。<br />
<br />
<br />
<br />
終わった後、本当にたくさんの方が話しかけてくださいました。<br />
<br />
学校にお電話をいただいたり、FacebookやTwitterでもたくさんの方と繋がれました。<br />
<br />
ありがたいお言葉をたくさんいただき、皆様本当にありがとうございました。<br />
<br />
そして沖縄、鳥取、大阪、福岡などたくさんのところから集まった仲間達、久しぶりに会った元実習生、皆さんのおかげで落ち着くことができました。温かい拍手をありがとうございました。<br />
<br />
最後になりましたが、こんな素敵な機会をくださった、友利さん・琉球OTさん(全てにおいて大変お世話になりました)、緊張する僕を励ましてくださった齋藤さん・竹林さん・籔脇さん・平松さん・ナベックスさん、素敵な会場を提供してくださった日高先生・実行委員の皆様、夜遅くまでスライド作成に付き合ってくださった先輩方、挙げればきりがないですが、皆様本当にありがとうございました。<br />
<br />
本当にやって良かったです。やっぱ、やるかやらないか、だったらやる方を選びます(^^)<br />
<br />
皆様、本当にありがとうございました!<br />
<br />
今後ともよろしくお願い致します。<br />
<br />
<br />
<br />
余談<br />
<br />
実は前日の夜、友利さんからスライドを変更する提案をもらって、ギリギリまで悩んでたんです。<br />
<br />
発表前、顔が青ざめてたと思うんですけど、前日のほうが青かったんです(笑)<br />
<br />
本当、友利さんはプロフェッショナルです。妥協しない姿勢、勉強になりました。<br />
<br />
そしてたくさん考える機会をくださって、ありがとうございました。<br />
<br />
恐怖で足が震えましたけど(^^;)<br />
<br />鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-88800844733003266882012-10-04T01:03:00.002+09:002012-10-04T23:53:03.930+09:00出逢いの力僕は学生時代、可もなく不可もなく、上手に生きていければいい。作業療法に熱いわけでもない。何かに情熱的なわけでもない。そんな学生でした。<br />
<br />
そんな僕が4年生の長期実習で師匠と出逢いました。<br />
<br />
ここまで作業療法に、クライエントに情熱的で、ストイックなひとがいるんだ!<br />
<br />
まさに衝撃でした。これがクライエント中心の概念との出逢いでした。<br />
<br />
2ヶ月間ほぼ毎日、昼休みはクライエントの作業に必要な道具の調達、準備。休憩はご飯を食べる10分くらいのもんでした。<br />
<br />
そんな毎日を過ごす中で、僕は師匠から情熱をもらいました。<br />
<br />
作業療法士は情熱的でないといけない!情熱的でないひとに、クライエントは人生を預けようと思うはずが無い!そう思いました。<br />
<br />
そして長期実習2期目でも2人目の師匠との出逢いがありました。<br />
<br />
1期目で頂いた溢れんばかりの情熱が暴走している僕をきれいにまとめてくれました。<br />
<br />
ひとを熟知した作業療法士でした。<br />
<br />
アイドルになりたいというクライエントに対して、一緒にアイドル事務所に電話しちゃうような作業療法士でした。<br />
<br />
諦める諦めないは作業療法士が決めるんじゃない、クライエントが決めるんだということを学びました。クライエントが自分の人生について責任をとる権利を保障する大切さを学びました。<br />
<br />
そんな実習を終えた僕は、作業療法に対する姿勢が変わりました。人生が変わりました。<br />
<br />
同級生からは「沖縄から帰ってきたら病気になった」と言われました(笑)<br />
<br />
そして僕は師匠のいる沖縄へ就職しました。<br />
<br />
そこで、琉球OTさんをはじめとする、たくさんの、本当にたくさんの情熱的な作業療法士と出逢いました。情熱的な後輩とも出逢いました。情熱的な他職種の方と出会いました。<br />
<br />
その中で、作業療法士の魅力はトップダウンとOBPだということに気付かせてもらいました。<br />
<br />
また、tomoriさん、samuraiさん、ADOCプロジェクトの皆さんと出逢い、全国の情熱的な作業療法士と出逢いました。仲間が増えました。<br />
<br />
そして、故郷へ戻り、情熱的な先輩方に出逢いました。<br />
<br />
僕は出逢いに力をもらい、出逢いに学び、出逢いによって支えられています。<br />
<br />
そして、現在、出逢った全国の情熱的な作業療法士の方々に力をもらっています。支えられています。<br />
<br />
<br />
今、想いが強いからこそ、作業療法が出来ない職場の環境に悩み、苦しんでいる後輩がいます。<br />
<br />
職場の中だけで考えないでください。地域だけで考えないでください。<br />
<br />
広い視野で見た時に、支えてくれる仲間はたくさんいるんです。同じ想いの仲間がいるんです。<br />
<br />
昔、職場で打ちひしがれた時、仲間を想い出し、気付きました。「僕は1人じゃない。」<br />
<br />
きっと物理的な距離よりも心的な距離の方が大切なんだと思います。<br />
<br />
辛い時に想いだして下さい。今まで出逢った人たちを。<br />
<br />
あなたは決して1人じゃない。<br />
<br />
<br />
感情の赴くままに書いた拙い文章ですいません。鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-65234717598726335552012-09-19T10:20:00.000+09:002012-09-19T10:20:11.901+09:00第2回YMCA米子作業療法学術集会9月16日、記念すべき第2回が行われました。<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiil57ADevRSm04MzwOi3NqCLlIe6uwlD8krXDEurQP2j_R7LR_j823A8yLn-S4n8WfZTSeXdUIs0MZEjCqznfRqm3qhk6rNY8s6f-jUp2YRjQFepbzAoSSdx5albl_vv9QU0K-UN6sIJT6/s1600/%E7%AC%AC2%E5%9B%9EYMCA%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC....jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiil57ADevRSm04MzwOi3NqCLlIe6uwlD8krXDEurQP2j_R7LR_j823A8yLn-S4n8WfZTSeXdUIs0MZEjCqznfRqm3qhk6rNY8s6f-jUp2YRjQFepbzAoSSdx5albl_vv9QU0K-UN6sIJT6/s320/%E7%AC%AC2%E5%9B%9EYMCA%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC....jpg" width="240" /></a><br />
<br />
今年の特別講演は琉球OTさんでした。<br />
<br />
<br />
琉球OTさんは僕に作業療法の核を教えてくれた1人です。<br />
<br />
<br />
琉球OTさんと出逢っていなければ今の僕はありません。<br />
<br />
<br />
クライエントにとことん介入するかOT辞めるかどっちかにしてと言われたあの言葉がなければ今の僕はいません(もちろん恐怖と驚きで震えましたが・・・・・)。<br />
<br />
<br />
鳥取のOTにも、僕が教えてもらったように、作業療法の素晴らしさを伝えて欲しい。ずっと想ってました。<br />
<br />
<br />
だから、本学術集会に変わる前、同期生で行っていた学会の時からずっと「いつか特別講演をしてください」とお願いをしていました。<br />
<br />
<br />
1つの夢が叶った瞬間でした。本当に感無量でした。<br />
<br />
<br />
特別講演の内容は、まさに圧巻でした。恥ずかしながら気付けば泣いていました。<br />
<br />
<br />
琉球OTさんの話はリアルなんです。リアルだからこそ心に響く。<br />
<br />
<br />
ずっと言われてました。「何をするかではなく、なぜするのか」何度聴いててもぐっときました。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKzPBwuT-2YzR53lNlLqUu6M78zORHVihJ-WJB8GZrV1w1tz9XpAXdun-ilwlfg35ax4o4ZMhPkj-wFu9Bn9svFqXVDFpZyZfWFMV-VkWbQSzNWgIFQ4fzIkTk3vEkL3ltPccHiGjtL451/s1600/IMG_3777.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKzPBwuT-2YzR53lNlLqUu6M78zORHVihJ-WJB8GZrV1w1tz9XpAXdun-ilwlfg35ax4o4ZMhPkj-wFu9Bn9svFqXVDFpZyZfWFMV-VkWbQSzNWgIFQ4fzIkTk3vEkL3ltPccHiGjtL451/s320/IMG_3777.JPG" width="320" /></a></div>
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<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEibVgKwOUXLEiZCZd_jPo97HVbhyphenhyphenjSwlPYaoIsiTjk1R7eVxESSVmH7WWWB7h_XC7ExbT-YHy8T92CY4RUd2oQ5IjTguep849dpOQ3DusI4pUA0UUMltRd7q3su6C695Wlb8zB1J60lob9s/s1600/IMG_3779.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEibVgKwOUXLEiZCZd_jPo97HVbhyphenhyphenjSwlPYaoIsiTjk1R7eVxESSVmH7WWWB7h_XC7ExbT-YHy8T92CY4RUd2oQ5IjTguep849dpOQ3DusI4pUA0UUMltRd7q3su6C695Wlb8zB1J60lob9s/s320/IMG_3779.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
お昼からは一般演題を行いました。全部で5演題でした。<br />
<br />
<br />
1、
作業に焦点をあてることの大切さを学んだ事例
<br />
<br />
MOHOの理論を用いて介入した事例でした。クライエントが大切にしている園芸という作業に取り組むことで、それまで機能回復にしか目がいかなかったクライエントが、生活の中にある様々な作業に気付くようになり作業を拡げていった事例でした。<br />
<br />
<br />
2、意味のある作業をする権利を獲得することで主体的な取り組みがみられた事例<br />
<br />
作業科学の知識を用い、介入した事例でした。クライエントにとって意味のある作業が行えず、スタッフから提供される活動のみを行っている、いわゆる作業疎外の状態にある方に対して、作業ニーズを引き出して介入したことによって、未来の生活に向けて主体的に作業に取り組むようになった事例でした。<br />
<br />
<br />
3、次世代型ショッピングカートによる新たなリハビリテーションの展開<br />
<br />
整形疾患を抱えたクライエントが、買い物を諦めず取り組めるようにショッピングカートを自分で製作したという発表でした。このショッピングカートを製作する為に自分で開業したという行動力がすさまじい方でした。作業療法士が希求する社会は作業的公正な社会だという言葉が浮かんできた発表でした。<br />
<br />
<br />
4、作業の目的と目標の共有~ADOC使用経験から~<br />
<br />
我らがADOCを用いることで、チームアプローチを円滑に行うことができた事例でした。クライエントの作業を可能化するためは、チームで協働する必要がありますが、多くの方がこのチームで協働するというところに難しさを感じていると思います。僕の経験上、多くは手段のみの話し合いが前面に出ることによって他職種との専門性の違いといったところで上手くいかないケースが多いと思います。しかし、本事例はADOCを用い、目的と目標を明確にすることによって、チームが同じ目標に向かって専門性を出し合い取り組めていました。手段ではなく、目的と目標を共有することがチームアプローチには必要だとあらためて感じました。その目的と目標をクライエントから引き出し、他職種に可視化するのにADOCは有用なツールであることを再確認しました。また、旅行に行くために、バスの乗り降りを練習する際、バス会社からバスを1台借りてしまうという圧倒的な臨床力を見せてくれました。それを行った発表者とそれを提案した上司の行動力にしびれました。<br />
余談ですが、本事例の発表者はYMCA卒業生でもなければ鳥取県で働いているわけでもありません。それなのに発表してくれた心意気と愛に感謝します。<br />
<br />
<br />
5、カナダ作業遂行プロセスモデル(OPPM)の実践<br />
<br />
OPPMを用いて介入した事例でした。人ー環境ー作業をしっかり評価し、作業の可能化に向けて取り組んだ事例でした。作業療法の介入を明確に解りやすく皆に伝えてくれました。<br />
余談ですが、発表者は5年程前、僕の元職場に実習にきた学生でした。実習最終週、僕と別れるときに嗚咽しながら泣いてくれた学生が、目の前で堂々と発表してくれている。すごく感慨深い時間を過ごさせてもらいました。<br />
<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhzbjvdIgRBPXrwAhbPrBZxEcY4wKxC1LF-Rqk4fxKWxRebsqdJpV_bTUj5lCpp5Y-zMADhThiXWBwnCSn8fjoiFQpDMV8iEjDV8yWjA9pJUtYfKoar8SIFWDWet4xW3rj4oB17tkZsS_r2/s1600/IMG_3789.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhzbjvdIgRBPXrwAhbPrBZxEcY4wKxC1LF-Rqk4fxKWxRebsqdJpV_bTUj5lCpp5Y-zMADhThiXWBwnCSn8fjoiFQpDMV8iEjDV8yWjA9pJUtYfKoar8SIFWDWet4xW3rj4oB17tkZsS_r2/s320/IMG_3789.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgo5TEG5lPhuh3aTJNsJGuywOHIT-w2QyFE_zEt2fq7nf6RfkoDZQcsoYCrMvH5H8oEHf68FvR-PxWNIaXlILs7PS1LsNVOrMplvtbkocjRgECmPzxyr7gzlXw0jKpL3oD9B5esns851-jh/s1600/IMG_3794.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgo5TEG5lPhuh3aTJNsJGuywOHIT-w2QyFE_zEt2fq7nf6RfkoDZQcsoYCrMvH5H8oEHf68FvR-PxWNIaXlILs7PS1LsNVOrMplvtbkocjRgECmPzxyr7gzlXw0jKpL3oD9B5esns851-jh/s320/IMG_3794.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiAPqN6GNImCqOdKf8vaLjmB4REQtdO6Zi2geU6OlfHtrDB2ovO3CE4ABimKx_Gx81UmbAqVK7YXDoxAO2n1kCQmtKjKDpGo0MKaU66kec4XwavCN0dyUWA3DsJ3gB4BdJF5CDeUFu8HrAq/s1600/IMG_3786.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiAPqN6GNImCqOdKf8vaLjmB4REQtdO6Zi2geU6OlfHtrDB2ovO3CE4ABimKx_Gx81UmbAqVK7YXDoxAO2n1kCQmtKjKDpGo0MKaU66kec4XwavCN0dyUWA3DsJ3gB4BdJF5CDeUFu8HrAq/s320/IMG_3786.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
<br />
簡単にしか説明できませんでしたが、本当に素晴らしい介入ばかり、素晴らしいOTばかりでした。全てが全国学会の口述で話して欲しいくらいの事例でした。<br />
<br />
<br />
次にADOCのワークショップをしました。<br />
<br />
<br />
明日からADOCを使えるように!それを目標に皆にペーパー版ADOCを体験してもらいました。<br />
<br />
<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhvtWn5s3Bd8Q-37q5tbSpdhJDr-ezj6LjFjELTr5VTJBnTZsfRKLIQkBbhS8LgtK-BkH1LTENCKPVgFiSv3e0DOIf40LzGGd7unChGQFbXI81khNNZ0TrsPOk1kOPmt5ZKilGTbnhQhfXs/s1600/IMG_3801.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhvtWn5s3Bd8Q-37q5tbSpdhJDr-ezj6LjFjELTr5VTJBnTZsfRKLIQkBbhS8LgtK-BkH1LTENCKPVgFiSv3e0DOIf40LzGGd7unChGQFbXI81khNNZ0TrsPOk1kOPmt5ZKilGTbnhQhfXs/s320/IMG_3801.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjC47iqk5_cIT9DvkwU_HFCoxK-l7JcS3LU-7Yc9TUh9tY03ptBbfl8Gm6k5qTV9zcasqzSG_zuDMmZtdIWpKYA5sFR9s_TGljk645BXWZVlJ8isKpCPbI4GIQxb0L4MFtCMBx-p4HzZGyk/s1600/IMG_3810.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjC47iqk5_cIT9DvkwU_HFCoxK-l7JcS3LU-7Yc9TUh9tY03ptBbfl8Gm6k5qTV9zcasqzSG_zuDMmZtdIWpKYA5sFR9s_TGljk645BXWZVlJ8isKpCPbI4GIQxb0L4MFtCMBx-p4HzZGyk/s320/IMG_3810.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
<br />
皆さん、真剣に取り組んでいました。そして会場には笑顔が溢れていました。<br />
<br />
<br />
ADOCって作業に焦点を当てて話すので、クライエントもOTも両方が楽しいんですよね。<br />
<br />
<br />
そんな感覚も味わってもらえたかと思います。<br />
<br />
<br />
そして最後に集合写真・・・・・・と写真を載せたいところですが、僕のカメラで撮ってないので写真がありません・・・。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgup0Kcslx-Fd1pljiHv87xAMmkV87yOyv6jHPDFjYjIe4aHvVRBN4qFGaTc2kL5hw-9p8wdeS8L0eQK2FBvhjEZrfIFmvCn8LO-oIlaslS_S5RjKKBK0w8FgyjbZ-TM_Sd36PxxVGgYjTW/s1600/IMG_3813.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgup0Kcslx-Fd1pljiHv87xAMmkV87yOyv6jHPDFjYjIe4aHvVRBN4qFGaTc2kL5hw-9p8wdeS8L0eQK2FBvhjEZrfIFmvCn8LO-oIlaslS_S5RjKKBK0w8FgyjbZ-TM_Sd36PxxVGgYjTW/s320/IMG_3813.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
<br />
その代わりに集合写真前の写真を載せます。意味があるのかどうかは聞かないでください。<br />
<br />
<br />
このように、本当に充実した最高の1日でした。今まで継続してきて本当に良かったです。今後も、より良い学術集会とする為、皆で創っていきましょう。<br />
<br />
<br />
またまた余談ですが、今年もこの会を立ち上げるきっかけを作ってくださった恩師の奥様が来てくださいました。<br />
<br />
<br />
この学術集会をするたびに想います。先生は亡くなった今も、僕らと共にここにいてくれる。そう感じたのはきっと僕だけではないと思います。<br />
<br />
<br />
僕にとってこの学術集会は「恩師を感じる」という意味を持つ、大切な大切な作業です。あらためて、そう感じました。<br />
<div style="text-align: center;">
</div>
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</div>
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最後になりましたが、遠い沖縄から駆けつけてくださった琉球OTさん、学会長でありながら抄録集の作成やポスター作成に尽力してくださったU-1先生、遠いマレーシアから応援してくださったT先生、同期生の学会の時から実行委員をしてくれているなっちゃん、まーちゃん、発表者の方々、そしてご参加くださった皆様(途中高速道路で車が故障した為にJAF+レンタカーで来られた方もおられました。まさに根性!)本当に本当にありがとうございました。<br />
<br />
<br />
皆で日本のOTを背負い、変えていきましょう! </div>
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</div>
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</div>
<div style="text-align: left;">
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。</div>
鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-51074765069786815032012-08-29T23:20:00.000+09:002012-08-31T02:41:05.151+09:00実習後セミナー長期実習から学生が帰ってきて、現在実習後セミナーを行っています。<br />
<br />
そのセミナーの中で、先日「OTの魅力」と題した講義をさせてもらいました。<br />
<br />
学生が書いてきたレポートを見させてもらったり話を聞くと、実習で学んだことがOTの全てだと思っている子も多いからです(当然のことですが)。<br />
<br />
ほとんどの内容は、各種ファシリテーションテクニック、活動分析、環境適応、精神分析、集団を用いた介入等々・・・。大事です。大事だけど全て1つの手段です。OTが大切にするところは他にある。<br />
<br />
そんなことが伝えられたらいいなと先輩教員と話し合って決めました。<br />
<br />
学生が学んできたことを踏まえ、OTがクライエントに介入する上で知りたい情報について皆で話し合ってもらいました。<br />
<br />
作業歴、生活歴、COPM、趣味等々・・・。様々なことが出てきました。<br />
<br />
しかし「クライエントが大切にしている作業!」という言葉は出て来ませんでした。<br />
<br />
求めすぎですね・・・。すいません。<br />
<br />
その後、僕が考える「OTの魅力や専門性」について話しました。<br />
<br />
内容は「トップダウン」と「OBP」についてです。<br />
<br />
作業療法士とは作業を専門とし、作業の可能化を支援する職業なんだということから始め、上記2つについて説明していきました。<br />
<br />
頷きながら聴いている子、ポワ~ンとしている子など様々でしたが、OTの魅力が伝わっていたらいいなと思います。<br />
<br />
質問の1つに「バイザーからボトムアップがしっかり出来ているから治療が出来るんだと言われた。両方が必要だとは思うが・・・どう折り合いをつけていいのかわからない。」という学生がいました。<br />
<br />
トップダウンとボトムアップどちらが良いとかの話をしたいわけじゃないんです。作業療法士は何に焦点を当てて、何をする職業かってことを考えると自ずとトップダウンの見かたになる。だからOBPとセットで話をしたんです。もちろんボトムアップを否定しているわけじゃない。ということをその学生には話しました。<br />
<br />
治療=機能訓練?トップダウンで見ていっても最終的に作業のやりにくさの原因が機能にあって、改善可能であれば機能訓練もするんですけどね。トップダウンだから機能面は疎かでいいなんてことはありません。<br />
<br />
まだまだ誤解があることを知りました。<br />
<br />
最後に師匠と共に書かしてもらったOTジャーナル(PNFについて)の資料を皆に渡して、学生が虜になるファシリテーションテクニックは手段で、目的と混同しないで欲しいということを伝えて終わりました。<br />
<br />
皆に伝わっていることを祈ります。<br />
<br />
さー、次は事例報告会です。楽しみです。<br />
<br />
事例報告会についてもまたの機会に報告します。鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-26471477290359153512012-08-02T00:41:00.000+09:002012-08-02T10:28:29.870+09:00作業に焦点を当てた実践とは久しぶりの投稿です。<br />
<br />
今回は研修会のご案内です。<br />
<br />
僕には役が高いお話ですが、ありがたく受けさせていただきました。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjqle86JXEUHGCicg_KPX0AR_Ncdb7oTf8_cDmTwaZ2JjxGQSw0iCzpaJEtTp2LTGk8nffd1-obumNx5XGXaw9bTaU3IduMe_08EwNIn8XIluPWdG-qAmC1lOW4l1OlkN9_lJVMtX40VCKS/s1600/12_9_~1.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjqle86JXEUHGCicg_KPX0AR_Ncdb7oTf8_cDmTwaZ2JjxGQSw0iCzpaJEtTp2LTGk8nffd1-obumNx5XGXaw9bTaU3IduMe_08EwNIn8XIluPWdG-qAmC1lOW4l1OlkN9_lJVMtX40VCKS/s400/12_9_~1.JPG" width="400" /></a></div>
<br />
他演者の皆さんと違い経験も知識も少ない僕ですが、僕にしか伝えられないことがあると信じて頑張ります。<br />
<br />
今回、僕がいただいたテーマは「地域・連携」です。<br />
<br />
<br />
クライエントの作業を可能化するとき、作業療法士だけではどうにもならないことが多々あります。<br />
<br />
<br />
様々な職種と連携する必要があります。しかし、意外と連携って難しいことがあるんですよね。<br />
<br />
<br />
皆さんも難しさに直面されていると思います。<br />
<br />
<br />
そんな連携をスムーズにしてくれる要素は何か?僕は「作業に焦点を当てる」ということと「トップダウン」だと思っています。<br />
<br />
<br />
そう!作業療法士が専門としているところなんです!<br />
<br />
<br />
その辺を事例を通して皆様に伝えられたらと思います。<br />
<br />
<br />
<br />
サーフィンの方へ介入した時、役場の担当者と「やりたいことがあるのに、制度の関係で出来ない方が他にもたくさんいるかもしれない。今回の事例を世に広めることによって、制度が変わるかもしれない。そうすることで、困っているたくさんの人たちを救いたい。」と話していました。サーフィンの方も同意してくれていました。<br />
<br />
<br />
ようやくチャンスが巡ってきました。<br />
<br />
<br />
たくさんの作業剥奪を経験している方の為に、事例の力を借りて頑張ります。<br />
<br />
<br />
<br />鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-20602924761924714262012-06-30T01:48:00.000+09:002012-06-30T01:48:54.317+09:00今しかできない作業授業に使う事例報告の資料を作成している時、写真を見ながらある利用者さんを思い出したので書きます。<br />
<br />
AさんはALSを患い、症状が急激に進行していく中でもずっと通所リハに通い続けてくれました。<br />
<br />
Aさんは以前に書いた「義妹の為のアルバム作り」をした事例の義妹の方です。<br />
<br />
AさんはALSが初期段階の頃からずっと通ってくださっていました。<br />
<br />
何をするにもお姉さんと一緒でした。<br />
<br />
Aさんはシングルマザーなのですが、娘を育てるのもお姉さんと一緒にされ、3人は本当に仲の良い家族でした。<br />
<br />
元々お姉さんと一緒に商店をされており、仕事中心の生活をされていた方なので、通所リハでお姉さんと一緒に商店を開いてもらったりなど、様々なことをしました。<br />
<br />
でも、病気が進行して1日の大半をベッドで過ごし、移動はリクライニング車椅子、常時酸素が必要な状態となりました。<br />
<br />
娘さんもお姉さんも延命措置を望んでおられなかったので、Aさんの命はそんなに長くないことはわかっていました。<br />
<br />
今、僕らには何が出来るだろうとずっと考えていました。<br />
<br />
今しか出来ない作業があるのではないかとずっと考えていました。<br />
<br />
そして今までAさんや、お姉さんと話したことを思い返していました。<br />
<br />
すると、「今まで仕事ばっかりしてきたから趣味はないけど、楽しかった想い出は家族や婦人会で行った温泉旅行だよ。」と以前話されていたのを思い出しました。<br />
<br />
僕はAさんに「もう一度、家族で温泉に行きませんか?」と聞きました。<br />
<br />
Aさんは最初、わずかにですが首を横に振って無理だという意思を示していましたが、「もし行けるのなら行きたいと思いますか?」と聞くと、小さな声で「行きたい」と答えられました。<br />
<br />
一言話すだけでも苦しいはずなのに、Aさんは反応してくれました。<br />
<br />
僕は絶対に成し遂げようと心に誓いました。<br />
<br />
ただ、Aさんの体力では温泉に浸かることは難しいということと、介助者の人数、環境が整った施設がないことから、足湯にしました。Aさんにも説明し、了承を得ました。<br />
<br />
次に通所リハのスタッフにプロジェクトを立ち上げることを宣言し、プロジェクトを進めて行きました。<br />
<br />
詳細には語りませんが様々な障壁がありました・・・・・仕事で唯一、号泣しました。(今ではあの障壁のおかげで、話し合いの進め方を学べたので感謝しています。)<br />
<br />
色々なことがありながら、お姉さん、娘さん、通所リハ全スタッフの力を借りて足湯プロジェクトを実行することができました。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjF9xKaqLqq_RSOyhb4-btrFT0QlpQ85zjdP4G0U1HaKn9lX16P-qIQhtsA5X1FchemCRC6pVwAZs-_abz7WitjuiSrO2OcLWjOHg903Ua3mOPgUMlCHfFZ6nJsw0VHZ-sbxpDZwZK4kteB/s1600/CIMG3496%E6%94%B9.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjF9xKaqLqq_RSOyhb4-btrFT0QlpQ85zjdP4G0U1HaKn9lX16P-qIQhtsA5X1FchemCRC6pVwAZs-_abz7WitjuiSrO2OcLWjOHg903Ua3mOPgUMlCHfFZ6nJsw0VHZ-sbxpDZwZK4kteB/s320/CIMG3496%E6%94%B9.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhmuWKNkWliuI3uHfkzV9SQV1zgO186UJBUsioGmhzKN01X7V-nKKN4kr004bKnW1Oqxp69RyZj6leVmG6AFMPMz2CTawtEZMh9uWvNSbnzbNIt25E9SAQTnKOZPwV4nHIELDq-biNWM0YF/s1600/CIMG3508%E6%94%B9.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhmuWKNkWliuI3uHfkzV9SQV1zgO186UJBUsioGmhzKN01X7V-nKKN4kr004bKnW1Oqxp69RyZj6leVmG6AFMPMz2CTawtEZMh9uWvNSbnzbNIt25E9SAQTnKOZPwV4nHIELDq-biNWM0YF/s320/CIMG3508%E6%94%B9.jpg" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div align="left" class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
かなり風が強い日でしたが、Aさんもお姉さんも娘さんもスタッフも皆笑顔でした。<br />
<br />
普段しんどさなどからほとんど無表情なAさんの笑顔が忘れられません。<br />
<br />
Aさんは亡くなる数日前まで通ってくれました。<br />
<br />
Aさんが亡くなった後、娘さんが「すごくきつそうにしていた時にもここへは必ず行くと言っていました。亡くなる時大きく息を吸って笑顔で逝きました。ありがとう。」と伝えに来てくれました。<br />
<br />
作業は一期一会。<br />
<br />
「<span style="background-color: #f3f3f3; color: red; font-size: large;">今しかできない作業</span>」があると思います。<br />
<br />
そこに焦点を当て、介入するのは作業療法士の役割だと思います!<br />
<br />
作業療法士の役割。この責任の重さを感じながらクライエントと関わり続けます。鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-57304127583316040722012-06-27T23:43:00.002+09:002012-06-27T23:43:27.129+09:00遅ればせながら宮崎学会大分遅くなりましたが、宮崎学会行ってまいりました!<br />
<br />
写真を見返すと9割がADOCでした♪<br />
<br />
相変わらずすごかったです!人!人!人!!!<br />
<br />
まず一日目のポスター発表。<br />
<br />
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</div>
<img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhx6L_wrPuwj_fbD9j81vnz2_cfuM7iR-iTOIPJTC4K8vAHAc_MBxEkTwSjmeCalwora3ZOT2fYXBMEZf3_4nmppLsy_82GSvJHR0iVQ6pHFAajd48IsS70k7zPAvL40cDy_NU-AtoE1a9R/s320/IMG_3335.JPG" width="320" /><br />
<br />
<br />
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<br /></div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgIzieJe-by9gQzT2G5EjL_uge_zP7jxKHQsO1odAsM9f-x8lSdyFKsaKmoaUhgCg75bqiigq223cr7SDsnwI-WMY_JZ6BQCg3-JR6iXMHzjjUw_2bL7WFyyffjnnwH0nFRPbZPfrRWA-To/s1600/IMG_3347.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgIzieJe-by9gQzT2G5EjL_uge_zP7jxKHQsO1odAsM9f-x8lSdyFKsaKmoaUhgCg75bqiigq223cr7SDsnwI-WMY_JZ6BQCg3-JR6iXMHzjjUw_2bL7WFyyffjnnwH0nFRPbZPfrRWA-To/s320/IMG_3347.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEix5P2HTRrdn8BBZ0rKKP5SruXWZ8l0zkuRCX1hf4654iPgtJdynDYKdc-y_MtgIE0G9pJv-v3lv00OTf5La4i6fgNQPlVrjCz02FEllYTU78B0PA5i3PHSW04IzdrBvMUHuaHC83PtmkX-/s1600/IMG_3350.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEix5P2HTRrdn8BBZ0rKKP5SruXWZ8l0zkuRCX1hf4654iPgtJdynDYKdc-y_MtgIE0G9pJv-v3lv00OTf5La4i6fgNQPlVrjCz02FEllYTU78B0PA5i3PHSW04IzdrBvMUHuaHC83PtmkX-/s320/IMG_3350.JPG" width="320" /></a></div>
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<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
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発表されたtomoriさん、琉球OTさん、侍OTさんお疲れ様でした。本当に熱い発表でした。</div>
<div align="left" class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
なぜに3人の発表が多くのひとの心に響くのか?</div>
<div align="left" class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
聴きながら答えが見つかりました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
それは3人とも発表の中心にはクライエントがいるからです。クライエント中心の想いが込められているからです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
それが自然に伝わってきました。ただただ感動しました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
そして2日目のADOCアピール企画。</div>
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<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
またまた立ち見が出るほど大盛況でした!</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
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<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjYAeJnWwdpmnIYnwNBFxrXnwIRpVQaHQ5-ui5ty7dPOB2MLQtCpJcMkhYAgzZtbVcJZDeET5YHMBP4ZWRb5YzYpQa9ztRGD4_9w5kWdUHQRbz9FV-prHOkWKRwjJ1OwiCydiscLVV2g7Na/s1600/IMG_3362.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjYAeJnWwdpmnIYnwNBFxrXnwIRpVQaHQ5-ui5ty7dPOB2MLQtCpJcMkhYAgzZtbVcJZDeET5YHMBP4ZWRb5YzYpQa9ztRGD4_9w5kWdUHQRbz9FV-prHOkWKRwjJ1OwiCydiscLVV2g7Na/s320/IMG_3362.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiw1fNnNhDtmukg6uqzBkJusUaartE81K1zhZcKvSwEsTNei_sZeyGZx0TEl6hxqWPLc0EgeTUN-L6vRS37rOKnwpywiKoQN6XM4I-ACOKA_LoQ_EIxYJ80dKQCtd4wKFRsZh-ymEwp9tH9/s1600/IMG_3366.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiw1fNnNhDtmukg6uqzBkJusUaartE81K1zhZcKvSwEsTNei_sZeyGZx0TEl6hxqWPLc0EgeTUN-L6vRS37rOKnwpywiKoQN6XM4I-ACOKA_LoQ_EIxYJ80dKQCtd4wKFRsZh-ymEwp9tH9/s320/IMG_3366.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjKVHtslbcxNqEaYHZ_o7vRSjO_56VPq6H4BHR2w1-8H0iREikKsA__Q2XIsSAsn3fdIEJEaMvJ8Hrd3vXSEGPamlj4Qf-JHQPh38NMkvYGo52MuB8kxL39NQKRoKUfcUveT0NNHFgbEMUn/s1600/IMG_3367.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjKVHtslbcxNqEaYHZ_o7vRSjO_56VPq6H4BHR2w1-8H0iREikKsA__Q2XIsSAsn3fdIEJEaMvJ8Hrd3vXSEGPamlj4Qf-JHQPh38NMkvYGo52MuB8kxL39NQKRoKUfcUveT0NNHFgbEMUn/s320/IMG_3367.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLxQhVQaS8zOCEsDlbVnlgDCUqZ4D_scUtAf7EE5w0BOG3FBDjjJuopJXvb5KumVxdXnEtnndUDHSgArhcIdUwb8qnXRC369Qopn6yKdrgizZ128UzG_LlxJ6d4pv0_OaKa0weErsrF-bm/s1600/IMG_3368.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLxQhVQaS8zOCEsDlbVnlgDCUqZ4D_scUtAf7EE5w0BOG3FBDjjJuopJXvb5KumVxdXnEtnndUDHSgArhcIdUwb8qnXRC369Qopn6yKdrgizZ128UzG_LlxJ6d4pv0_OaKa0weErsrF-bm/s320/IMG_3368.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjK0yIy1C5dMpRg-fvW1_IXPM-syleavMLh8Rn_9xoULTLU9RsnmsGzTIiQeJ6iFNwDKnMO4fq5vRIRQLsxAKxK1tZtnwtPgyhaEIatorN_SxHC6YtnfeC5Y3Sf56OeRfRgMgnRAhrA3M0C/s1600/IMG_3369.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjK0yIy1C5dMpRg-fvW1_IXPM-syleavMLh8Rn_9xoULTLU9RsnmsGzTIiQeJ6iFNwDKnMO4fq5vRIRQLsxAKxK1tZtnwtPgyhaEIatorN_SxHC6YtnfeC5Y3Sf56OeRfRgMgnRAhrA3M0C/s320/IMG_3369.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
やはりアピール企画でも皆さんの発表最高でした。感動しました。<br />
<br />
<br />
会場の皆さんの心が動いたと思います。素敵でした。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
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<br /></div>
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そして、ADOCに興味を持っている作業療法士がたくさんいることにも感動しました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
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OBPに興味を持っておられるOTがたくさんいるってことですね♪</div>
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<br /></div>
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<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
そのようなOTさんはぜひADOCを試されてみるといいと思います。</div>
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<br /></div>
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<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
試されるとわかると思います!</div>
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<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
作業療法士の立場が、治療者からパートナーとして可能化をする人へ変わることを。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
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<br /></div>
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そして、クライエントとOT共に幸せを感じることを。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
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<br /></div>
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<br /></div>
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<br /></div>
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中途半端な終わり方ですいません。とにかくADOCプロジェクトのメンバーと語り合って、さらにOTが大好きになった学会でした。</div>
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<br /></div>
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</div>
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</div>鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-41193880278443110062012-06-13T23:00:00.000+09:002012-06-18T23:57:23.378+09:00実習を終えて先日、長期臨床実習Ⅰ期目を終えた学生さんが帰ってきました。<br />
<br />
いい顔をしていました。たくさんのことを学べたんだと思います。<br />
<br />
全国のバイザーの皆様本当にありがとうございました。<br />
<br />
どんな介入をしたのかな?と提出してもらったレポートを読ませてもらいました。<br />
<br />
COPMが結構使われていました。いい流れですね♪<br />
<br />
ただ、COPMで挙がった作業に対して、作業遂行要素のみに介入しているのがおしい!<br />
<br />
<br />
もう一度トップダウンの評価・介入とOBPについて一緒に復習しようね。<br />
<br />
そしてレポートを読み進めていくうちに共通点が・・・<br />
<br />
まずタイトル「○○を発症後○○を呈した症例」<br />
<br />
そしてOT評価の記載順序<br />
<br />
1、第一印象<br />
2、身体機能評価<br />
3、認知機能評価<br />
4、ADL評価<br />
5、基本動作<br />
<br />
・・・決まってるんでしょうか?(僕が知らないだけならすみません。)<br />
<br />
僕はバイザーをした時、学生さんにトップダウンの評価を経験してもらっていました。そして、レポートの書き方もそのままトップダウンで記載するようにしていました。<br />
<br />
その方がクライエントの全体像をつかみやすいですよね。検査・測定の意義もわかりやすいですし。<br />
<br />○○のような人生を歩まれてきた方で、○○という作業ニーズがある。その方は現在このように過ごされていて、このような作業のやりにくさがある。やりにくさの原因は○○(身体機能・精神機能等々)です。<br />
<br />
身体機能から読み進めていくよりも、事例のことがイメージしやすくありませんか?<br />
<br />
作業療法士はトップダウンで評価してトップダウンでレポートを書く。どうでしょうか?<br />
<br />
あと、かなり少数ではありますが、作業ニーズを聴取していないレポートがありました。デマンドさへないものも・・・。<br />
<br />
いわゆるボトムステイと呼ばれるものですね。<br />
<br />
僕はトップダウン・ボトムアップ両方の視点が必要なのはわかっているつもりです。<br />
<br />
しかし、ボトムステイの評価・介入の場合は、作業療法士の独自性が失われ、作業療法の力を発揮できないように思います。<br />
<br />
ボトムステイを実行され、教えておられるバイザーの先生方は作業療法士のアイデンティティが揺らぎ、きっと悩んでおられることでしょう。(決めつけてすみません。でも、歴史が物語っています・・・)<br />
<br />
作業療法士とは誰のために、何に焦点を当て、何をする職業か?<br />
<br />
もう一度皆で作業療法を問い直しませんか?<br />
<br /><br /><br />
作業療法士が健康に寄与できる職種となるために、そしてクライエントの幸せのために臨床と教育が連携して頑張っていきましょう!鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-73468154427370596752012-06-03T03:24:00.000+09:002012-06-03T03:24:21.500+09:00希望ある未来への決心本日、看護師の友達に僕が目指す事業のプレゼンをしました。<br />
<br />
途中から彼女の目には涙が溢れていました。<br />
<br />
彼女は現場で行わざるを得ない身体拘束に傷ついていました。<br />
<br />
身体拘束がルーチン化されている現状に思い悩んでいました。<br />
<br />
看護師のアイデンティティが崩壊していました。<br />
<br />
看護師に失望していました。<br />
<br />
そして自分自身を見失い、自分自身に失望していました。<br />
<br />
身体拘束は患者さんだけではなく、それを行った人も傷つけます。<br />
<br />
「こんなことまで行うようになってしまった」と自分を責めます。自己有効感を下げます。<br />
<br />
<br />
<br />
患者さんの安全の為、患者さんを守る為。<br />
<br />
もちろんそうだと思います。看護師さんが一生懸命なのはわかっています。責めて良いとは思いません。<br />
<br />
でも、本当にそれしか方法がなかったのでしょうか?<br />
<br />
もうアイディアが浮かばないほど話し合ったのでしょうか?<br />
<br />
試行錯誤してみたでしょうか?<br />
<br />
患者さんが暴れてしまう理由を考えたでしょうか?<br />
<br />
今身体拘束が行われている方の中で、必要ない方もいるのでは?と話し合ったでしょうか?<br />
<br />
身体拘束はこのようなプロセスを踏んでの最終手段であると思います。<br />
<br />
彼女の現場を知らない僕が言えることではないかもしれません。<br />
<br />
でもこのプロセスを踏んでいれば、彼女がこんなに傷つくことはなかったかもしれません。<br />
<br />
1人で思い悩むこともなかったかもしれません。<br />
<br />
アイデンティティが崩壊することもなかったかもしれません。<br />
<br />
<br />
<br />
心優しく、患者さんのことを深く考える人ほど疲れきり辞めていくような社会を変えていかなければなりません。<br />
<br />
彼女が看護師という職業にもう一度、誇りとやりがいをもって働ける職場を作ること。<br />
<br />
それが社会を変える第一歩になる!そのように思いました。<br />
<br />
彼女と一緒に働けるかどうかはまだわかりませんが、どこで働こうとも嬉し涙が流せる社会を創る努力をしようと心に誓いました。<br />
<br />
彼女に送りたい言葉 「いちゃりばちょーでー」<br />
<br />
もう1人で苦しまないで欲しいな。鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-46023812831982907542012-05-30T23:15:00.000+09:002012-05-30T23:15:44.421+09:00講義への想い先日、作業療法概論の1コマをもらって1年生に地域領域の作業療法について講義をさせてもらいました。<br />
<br />
内容は地域リハビリテーションの定義、僕のリハビリテーションに対する捉え方、前職場で行っていた作業療法の紹介、事例、それと主任から、作業療法の歴史、作業療法理論を加えて欲しいという指示がありましたので、それも伝えました。<br />
<br />
学生のうちから作業療法理論に触れ、作業に焦点を当てたクライエント中心の作業療法を知る機会を、より多く作りたいと思っていたのでラッキーでした。<br />
<br />
大好きな分野をやらせていただけることは幸せです♪<br />
<br />
作業療法理論に関しては基礎作業学で詳しくやるということもあり、さわりだけ講義したのですが、1年生の皆さんはポカーンとしてました・・・。<br />
<br />
1年生だし、昼食後すぐの講義だし、簡単にしか触れてないし・・・なんて言い訳を考えながらも、もっとわかりやすく伝えられるようにならないといけないなと反省しました。<br />
<br />
基礎作業学も担当させていただいているので、その時にもっとわかりやすく魅力的に伝えられるように頑張ります!<br />
<br />
ただ、リハビリテーションの捉え方や僕が行ってきた作業療法、事例に関しては目を輝かして聴いてくれました。(眠りに落ちる子も1~2人いましたが・・・くっ!)<br />
<br />
<br />
理論以外はわかりやすくて楽しかったという学生の素直な意見に、複雑な思いを抱きながらも嬉しかったです。次回はもっと伝わるように努力します。<br />
<br />
<br />
やはり事例が1番伝わりやすいんですね。<br />
<br />
<br />
僕はこの1年を通して作業療法(臨床)の魅力を伝えていきたいと思います。そうすることで、学生は基礎医学等、講義で学ぶことに意味を見出せると思うからです。<br />
<br />
将来の臨床に全ての講義が繋がっているとわかると、楽しくモチベーションを持って日々の勉強に望めると思うのです。<br />
<br />
また、作業に焦点が当てられる作業療法士を増やしたいという狙いもあります。<br />
<br />
今、2年生に対して作業科学の講義もさせていただいています(3コマですが)。少しずつ、しっかりと種をまいていこうと思います。本日2度目の講義をしてきましたが、学生も理解できたようでした。<br />
<br />
<br />
概要だけ触れるはずだったAMPSの説明に熱くなりすぎて我を忘れたことは反省します・・・・・。<br />
<br />
<br />
講義への想い、それは1人でも多くの学生が、クライエントの為に作業療法士らしい作業療法ができること。鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-77095191459132149962012-05-08T00:13:00.000+09:002012-05-08T00:13:12.438+09:00義妹のためのアルバム作りブログのタイトル通り僕は忘れっぽいので、忘れない為にも臨床のことを書き綴っていこうと思います。<br />
<br />
Aさんとの出逢いは僕の元職場の通所リハでした。<br />
<br />
Aさんは義妹と共に2人で暮らしており、一緒に通所リハに通っていました。<br />
<br />
Aさんが嫁いでからずっと2人は一緒で、本当の姉妹のようでした。<br />
<br />
仕事は一家で商店を営んでいました。Aさんの旦那さんが亡くなってからもずっと2人で店を守ってきました。<br />
<br />
年齢の関係で店を閉め、これから義妹と共に余生を楽しもうとしている矢先、義妹が進行性の難病と診断されました。自分も整形疾患を抱えながらも少しずつ機能低下していく妹の介護をしていました。<br />
<br />
2人が通所リハを利用されて1年くらい経った頃、Aさんは脳血管障害を患い右片麻痺となりました。<br />
<br />
麻痺は軽度だったのですが、それまでAさんが役割(Aさんにとっていきがいでした)としてもっていた義妹の介護が出来なくなりました。<br />
<br />
毎朝義妹の為に水を飲ませてあげることはかろうじて行っていましたが、それまで義妹の身辺動作の大半を介助していたAさんには、水を飲ませるということだけでは役割として満足できませんでした。<br />
<br />
僕はAさんと話し、義妹の為の料理作りを練習していましたが、そのうちに義妹の状態はどんどん悪化していきました。<br />
<br />
日に日に固形のものを食べられなくなる義妹を目の当たりにして、Aさんは自分の役割は無くなったと感じていました。<br />
<br />
Aさんは僕に「もう義妹はご飯も食べられなくなってる。私は何もできない。毎日悩んで眠れない。」と話されました。<br />
<br />
僕はAさんにしかできないことがあると思いながらも、何も提案できずAさんと共に悩みました。<br />
<br />
師匠やスタッフに相談していく中で、義妹の為に想い出のアルバム作りをしてはどうかという案がうまれました。誰かの為に何かをしてあげるのがいきがいな、Aさんらしさを考えた上での提案でした。<br />
<br />
Aさんに話すと「それはいいね!やろう!」と言ってくれたので、Aさんと姪っ子さんにお願いして昔の写真を持ってきてもらいました。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgI362QNAHKllLpQrE2ej6B6pi6no6pXpJY9qvQT-_HqgkMJZ3gHOQ07nQdjrmg3u9mMkfT7pLOgaGJ_Ui9Vprnu781By-6sgaesyjdV9mnRPnlqjETBhGuJA6ZwdkuyR1_IlPW8fVHjQqL/s1600/08053015.CIMG4217.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgI362QNAHKllLpQrE2ej6B6pi6no6pXpJY9qvQT-_HqgkMJZ3gHOQ07nQdjrmg3u9mMkfT7pLOgaGJ_Ui9Vprnu781By-6sgaesyjdV9mnRPnlqjETBhGuJA6ZwdkuyR1_IlPW8fVHjQqL/s320/08053015.CIMG4217.JPG" width="320" /></a></div>
Aさんは「きっと義妹が喜ぶはずよ」と話しながら、義妹の為に一生懸命アルバムを作成しました。<br />
<br />
義妹の容態は悪化し、ゆっくり2人でアルバムを眺めることは出来ませんでしたが、Aさんは「喜んでくれた」と話されていました。<br />
<br />
Aさんに再評価でとったOSAーⅡの結果、作業同一性、作業有能性共に改善していました。<br />
<br />
作業の形は変化しても作業の意味が満たされているならば、自分らしさを感じられるのだと教わった事例でした。<br />
<br />
何の為に、誰の為にやりたいのかを共有する中で何をやるのかは見えてくるのだと思います。琉球OTさん、tomoriさんのブログを拝見して尚更強く思いました。鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-24390608196141809302012-04-16T23:41:00.001+09:002012-04-16T23:41:54.142+09:00学生の質問:急性期で作業に焦点を当てられるか?先日、長期実習を控えた4年生から質問されました。<br />
<br />
「臨床推論実習で作業に焦点を当てた作業療法を学びました。魅力を感じました。でも次に実習へ行くところが急性期の病院なので、作業に焦点を当てた介入は難しいと思います。急性期でも作業に焦点を当てて作業療法を行えるんですか?」<br />
<br />
い~~~い質問ですね♪学生のうちからしっかり考えられることが素晴らしい!<br />
<br />
僕の同級生からもそんな質問というか悩みを聞いたことがあります。<br />
<br />
この学生さんにも同級生にも僕は同じように答えました。<br />
<br />
僕はいわゆる維持期という分野でしか働いていません。<br />
<br />
そこで出会う利用者さんの多くは、僕が初回面接で作業ニーズを聴取しようとしたときに「やりたいこととか、急に聞かれても出てこない。リハビリ(機能訓練)がして欲しい。」と話されました。今まであまり聞かれたことが無いという方が多かったのです。<br />
<br />
急性期、回復期と当たり前のように機能訓練とセルフケアの練習に取り組んできた方が、維持期に来ていきなり「やりたいことはなんですか?」と聞かれても出てくるはずがないですよね。そりゃそうだなと思いました。<br />
<br />
だから、多くは作業療法の説明、健康とは何か?ということをお話しすることから始めていました。<br />
<br />
理解してご自分の作業に焦点を当てられるようになる方もおられますが、今まで行ってきた機能訓練がリハビリテーションだという概念から抜け出せない方も少なからずおられます。<br />
<br />
急性期、回復期の機能訓練・セルフケアの練習はすごく大切だということはわかっています。回復する時期には回復に向けた機能訓練はやるべきだとも思っています。ただ、「何の為に機能訓練をするのか?」「今後どのような生活をしたいからセルフケアの練習をするのか?」などをクライエントと話し合い、目標を共有する必要があると思っています。<br />
<br />
目標すなわち作業です。何が出来るようになりたいのか?どのように生きていきたいか?です。同じ機能訓練をしていても、作業が明確かそうでないかでは雲泥の差だと思います。<br />
<br />
急性期の時点で確かに答えられないかもしれません。漠然としているかもしれません。元に戻りたいとだけ話されるかもしれません。それも当然だと思います。でも、ご自分の作業に焦点を当てる機会があるかないかでは全然違うと思うんです。その機会が回復期・維持期と繋がっていくんです。<br />
<br />
急性期、回復期で作業に焦点を当てた介入をしようとするかどうか。しようとするかどうかが大きな差なのだと思います。<br />
<br />
実際、沖縄におられる先輩OTは急性期で作業に焦点を当てた介入をされています。悩みながらもされています。前例はあるんです!<br />
<br />
学生さんは目を輝かせて聴いてくれました。今回の実習できっと何かをつかんで帰ってきてくれると信じています。<br />
<br />
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<br />鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-36100648298396971982012-04-14T11:06:00.001+09:002012-04-14T11:07:33.352+09:00長期実習長期実習を控えた4年生に実技練習の依頼を受けて、先日練習会を開いてきました。<br />
<br />
希望者のみということだったのですが、ほぼ全員いたのではないでしょうか。皆不安なんですね。その気持ちよくわかります。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiU3BSEUZ7e8NP9B3TBlw2pWEyD1HcTKd12ZDD3CfbS87W-Hii-wS_2vnFcOF68iSXMg_gcVV6RzOjdjdsrTXaYh2z5IgT3VemjwoTbCgaFEHy3O2HUIPNAsCGHy4rPIIuriflRbYz8q38P/s1600/IMG_2928.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiU3BSEUZ7e8NP9B3TBlw2pWEyD1HcTKd12ZDD3CfbS87W-Hii-wS_2vnFcOF68iSXMg_gcVV6RzOjdjdsrTXaYh2z5IgT3VemjwoTbCgaFEHy3O2HUIPNAsCGHy4rPIIuriflRbYz8q38P/s320/IMG_2928.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
依頼されたのはROM-exやストレッチでしたので、実技中心に伝えました。あと僕が必要だと思った、移乗や基本動作の介助方法を伝えました。写真のように皆一生懸命練習し、積極的に質問してくれました。さすが4年生です。<br />
<br />
本当に良い子たちばかりです。かわいい子たちばかりです。指導者の皆様どうぞかわいがってやってください。<br />
<br />
それにしてもやはり実習前の学生さんが気になるのは身体機能に関する技術なんですね・・・・・。もちろんすごく大切なことだと思っています。練習もしっかりやりました!<br />
<br />
見学実習・臨床推論実習(評価実習)を経験してきた4年生の学生皆さんが求めるということは、以前の実習でも求められ、出来なかったという印象で帰ってきたということなのかもしれません。または、長期実習ではこの技術も求められるという印象を抱いているのかもしれません。直前に練習できることといったら実技のことくらいだと思っているだけかもしれませんが。<br />
<br />
僕が学生の頃を思い返しても、長期実習前は実技練習を焦ってやっていたように思います(現実逃避している時間が長かったですが・・・)。それは長期実習前までの経験から、介入まで行う長期実習には、身体に触れる技術(機能訓練的要素)が絶対必要だと思っていたからです。実際に身体的なことについて求められるクラスメイトが多かったですから。<br />
<br />
何度も言いますが、もちろん身体に触れる技術は必要ですし、知識・技術を持っているにこしたことはありません。<br />
<br />
しかし、学生の段階でそんなに必要だとは思っていません。僕が実習指導で意識していたのは、トップダウンとOBPです。これが作業療法の魅力だと思っているからです。<br />
<br />
実習とは「作業療法の魅力を肌で感じること」だと思います。一番大切なのは作業療法ってこういうことか!作業に焦点を当てるとはこういうことか!素敵だな♪と思ってもらうことだと思います。<br />
<br />
誰も行き先のわからないバスに乗り込んだりしませんよね?行き先がわかればそこに向かって努力して方法を考えられます。学生さんも同じだと思います。目指すべき作業療法の形が見つかれば楽しく努力できると思います。僕がそうでしたから。<br />
<br />
4年生の皆さんが「作業療法の魅力」を感じ、目を輝かせて戻ってきてくれることを祈ります。<br />
<br />
<br />鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-25133478691501364892012-04-06T23:58:00.001+09:002012-04-06T23:58:14.719+09:0011年目の入学式4月3日、新たな勤務先であるYMCA米子医療福祉専門学校の入学式が、季節はずれの強風の中行われた。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgNpmEwscIknSvfQcVX1Yrqz1N7WIs0wILlMPbpLiGTFxOBTCQAKp9zxajpZqEtXVrqhwvPIyaQiNMCFh0uUYp6JI_ULEkdeszi4HlHgJbVAEW48GbG8mRN95cCsdqYh0-uBHUMT58jkd1T/s1600/IMG_2827.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgNpmEwscIknSvfQcVX1Yrqz1N7WIs0wILlMPbpLiGTFxOBTCQAKp9zxajpZqEtXVrqhwvPIyaQiNMCFh0uUYp6JI_ULEkdeszi4HlHgJbVAEW48GbG8mRN95cCsdqYh0-uBHUMT58jkd1T/s320/IMG_2827.JPG" width="240" /></a></div>
教員になって初めての入学式。<br />
<br />
この学校で入学式に出席するのが人生で2度目となった。<br />
<br />
当たり前だが11年前の入学式の時とは全く見え方が違った。<br />
<br />
今年の新入生は緊張しているのか、声が小さく元気がなさそうだなー。あの子は少し心配だなー、マンツーでの介入が必要そうだな。なんてことを考えていた。<br />
<br />
11年前は自分のことで精一杯。自分が楽しく過ごす為にはどうするかしか考えていなかったように思う。(学生時代は本当に自己満足な笑いを追及し続け、たくさんの方々にご迷惑をおかけしました。今更ながら反省しております。)<br />
<br />
教員になってみて初めてわかる教員の気持ち・責任。<br />
<br />
先生方にあらためて感謝。<br />
<br />
OTを目指している学生さん全員素晴らしいOTになって欲しい。自分で無理だと諦めずOTになるという夢を叶えて欲しい。学生の可能性を諦めず支援し続けたい。<br />
<br />
バイザーをしていた時にも同じ気持ちを実習生に抱いていたが、より強く感じる。<br />
<br />
新たな職場で、自分の非力さを痛感する毎日だが、僕に出来ることは臨床の魅力を学生さんに伝え続けることだと思っている。微力だが、この1年に全力を注ぎ突っ走ろうと思う。<br />
<br />
僕も教員1年生!新入生の皆さん、共に成長していこうね。<br />
<br />
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<br />
話は変わるがYMCAのOT科教員の方々は、お互いがそれぞれ尊重し合っていて本当に雰囲気が素晴らしい。あまりの居心地の良さとあまりの先生方の優しさに甘えて、長く勤務したいと思ってしまう自分に鞭を打たなければいけないと思うほどだ。<br />
<br />
本当に僕は職場に恵まれている。本当に感謝の言葉しかない。<br />
<br />
11年目の入学式。第2のOT人生の始まりだ!鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-56908299870260376972012-03-29T01:03:00.001+09:002012-04-02T21:53:51.483+09:00仲間+絆=感謝。作業+出逢い=幸福。ようやく新天地への引越しが落ち着き、ネット環境も整いました。<br />
<br />
そこで沖縄での生活(送別会)を振り返りたいと思います。<br />
<br />
まず2月13日作業を問う会のメンバーが開いてくれました。わざわざ千葉県から駆けつけてくれたYさん本当にありがとうございました。企画してくれたかわいい後輩のTさん本当にありがとうございました。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEheZlZ3AhhnUA3NfNGFfBsHjHS0A2nMejS7ublWDOfFa_ItOGBK4tvYOgnP_szBAaEtK6p-z25MDdksT1_JbFmfpjGVZh98cVFRyOmZmhEASg0-0wjz32DtyKzJOv1FS8Do64wOkqlfOBnW/s1600/IMG_2537.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEheZlZ3AhhnUA3NfNGFfBsHjHS0A2nMejS7ublWDOfFa_ItOGBK4tvYOgnP_szBAaEtK6p-z25MDdksT1_JbFmfpjGVZh98cVFRyOmZmhEASg0-0wjz32DtyKzJOv1FS8Do64wOkqlfOBnW/s320/IMG_2537.JPG" width="320" /></a></div>
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写真は我等がヒーローOTレンジャーの皆さんです。<br />
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僕は作業を問う会・作業行動研究会で作業療法を学びました。作業療法を語る言葉を学びました。二つの研究会に参加されている皆さんと話すことで僕の作業療法の核は固まっていきました。それを実践することでクライエントから自信をいただきました。<br />
<br />
仲間・絆、皆さんとの繋がりは一生物です。本当に感謝しています。<br />
<br />
次は2月22日、ごきげんリハビリクリニックの皆さんが開いてくれました。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDMmUrPhRDwL4K77OR9z6W_BAsM7JSXaavTIjUcG-ebd57X-eHhpszTcAHQ6-5N7xbThpBXkdlGW4RoxnNppnKS_4-qhQ_IeLMFHL-WEGmj2bJ8exVKhUOiBHfop0YXFWfPpN0U6bpm_gF/s1600/IMG_2546.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDMmUrPhRDwL4K77OR9z6W_BAsM7JSXaavTIjUcG-ebd57X-eHhpszTcAHQ6-5N7xbThpBXkdlGW4RoxnNppnKS_4-qhQ_IeLMFHL-WEGmj2bJ8exVKhUOiBHfop0YXFWfPpN0U6bpm_gF/s320/IMG_2546.JPG" width="320" /></a></div>
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7年間働かしていただいた職場。<br />
<br />
とにかくがむしゃらに働きました。色々と無茶なこともたくさんしましたし、言いました。<br />
<br />
それでも見捨てず、暖かく見守ってくれた上司・スタッフの皆さん本当に感謝です。<br />
<br />
ひとりひとりが情熱的なスタッフの皆さんと働くことができて僕は本当に幸せでした。僕が目指す職場像を見させてくれました。<br />
<br />
そしてたくさんの素敵な利用者さんと出逢わせてくれました。<br />
<br />
今日の僕があるのはごきげんがあったからです。間違いないです。<br />
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<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhcNEKbdIeh1k9sJOOSTkFLuHfedckug00jVXMueUAbro6_g8QtN7bgr4Z0DezFWkTmfDwjKwR7Rr4It9gaygf8LC-eO0eN6oplcEPrw5Fm6mGEV5RTV2ECPuZR8Umvb4Wo7wn-VPBEMH4M/s1600/IMG_2581.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhcNEKbdIeh1k9sJOOSTkFLuHfedckug00jVXMueUAbro6_g8QtN7bgr4Z0DezFWkTmfDwjKwR7Rr4It9gaygf8LC-eO0eN6oplcEPrw5Fm6mGEV5RTV2ECPuZR8Umvb4Wo7wn-VPBEMH4M/s320/IMG_2581.JPG" width="320" /></a></div>
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次は2月24日、元利用者さんが開いてくれました。<br />
<br />
開いてくださることだけでも大感動でした。<br />
<br />
復職に向けて取り組んだ日々は忘れられません。諦めず、信じてやれば必ず叶うことを教えていただきました。<br />
<br />
努力しているところを表に出さない不器用なところが男らしくて本当に素敵な方です。<br />
<br />
本当にありがとうございました。<br />
<br />
あなたから教わった元気・勇気・やる気・根気!忘れません。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi6AqHsKMNZK9sSxMeYQLKov7SK3S30Yc6yA4rpJw8SshsM1WGf-CP1P7GRRMUJfMczf_Ry9hXmiORxRRP-a9AtNJJAbVSDsQ-YJiYB9OsZJ3mIp4t7ZSiTuqEu0EQ2hSGnOkQ98dXy2v5S/s1600/IMG_2587.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi6AqHsKMNZK9sSxMeYQLKov7SK3S30Yc6yA4rpJw8SshsM1WGf-CP1P7GRRMUJfMczf_Ry9hXmiORxRRP-a9AtNJJAbVSDsQ-YJiYB9OsZJ3mIp4t7ZSiTuqEu0EQ2hSGnOkQ98dXy2v5S/s320/IMG_2587.JPG" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
次は2月25日いきがいのまちデイサービスの皆さんが開いてくれました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
デイサービス立ち上げ前から関わらしていただき、たくさんのことを学ばせていただきました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
週に1回しか関われませんでしたが、本当に楽しく充実した日々を送らせていただきました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
本当に理想的な、また革新的なデイサービスです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
たくさんの情熱的なスタッフ・学生さん・ボランティアさんが、利用者中心というぶれることがない軸を持って取り組んでいるデイサービス、僕も目指します。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh_nMDNiwakZQ-uQ_8a7Jh7Z_rXyKdQ4ABIT0IMiIHkmP-icFDNLWmp-pJ2RTHiFxMxq15YKampizyC3R5hDNL9aXP1NJ4K8AzyMewdGSH9RYnR_zZGtVEBROP9SrTZvPi2PaWIrobttBtz/s1600/IMG_2601.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh_nMDNiwakZQ-uQ_8a7Jh7Z_rXyKdQ4ABIT0IMiIHkmP-icFDNLWmp-pJ2RTHiFxMxq15YKampizyC3R5hDNL9aXP1NJ4K8AzyMewdGSH9RYnR_zZGtVEBROP9SrTZvPi2PaWIrobttBtz/s320/IMG_2601.JPG" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
上の写真は、僕がごきげんで働く最後の日の様子です。<br />
<br />
利用者さん皆で坂本九さんの「上を向いて歩こう」を合唱してくれました。<br />
<br />
普段歌わない方も歌ってくれていました。<br />
<br />
聴いてる間、7年間が走馬灯のように頭を駆け巡りました。もっともっとひとりひとりの利用者さんと作業の可能化に向けて協業したかったなと心底思いました。常に全速力で突っ走り続けようと心に誓いました。<br />
<br />
皆は僕が泣いていないと思っていたようですが、泣いてましたよ。ここまでしていただけたら誰でも泣きますよ。<br />
<br />
歌っていただいた利用者さん・企画してくれたスタッフ・企画をサポートしてくれたスタッフの皆さん本当にありがとうございました。<br />
<br />
次は2月29日、通所リハビリテーションスタッフの皆さんが開いてくれました。<br />
<br />
学生の頃からお世話になっている大師匠夫婦もお忙しい中、駆けつけてくれました。<br />
<br />
通所リハの皆さんとぶつかりながらまとまっていった7年間のプロセスが、本当に僕を成長させてくれました。<br />
<br />
本当にひとりひとりが素晴らしいスキルと情熱を持ち、人間性が優れたスタッフです。ひとりひとりのことを書いていきたいですが、心に留めておきます。<br />
<br />
皆さんとずっと働いていたい。心からそう思います。<br />
<br />
次は3月1日リハビリスタッフのメンバーが開いてくれました。<br />
<br />
実習生から素敵なサプライズプレゼントもあり、本当に素敵な会でした。本当にありがとうございます。<br />
<br />
素敵な先輩(特にK先生、先生がおられなければ本当に僕は実習で合格していませんでした。いつもいつも支えてくれてありがとうございます。)、心強い後輩に囲まれて本当に幸せなひと時でした。素晴らしい後輩が育ってくれて本当に安心しました。<br />
<br />
本当に皆が愛おしいです。皆大好きです。ずっとずっと繋がっていましょう。<br />
<br />
最後は3月2日職場のトップが業務終了後1時間ちょいかかるところまでわざわざご家族で駆けつけてくれました。<br />
<br />
本当今まで生意気なことばかり言ってきた僕を優しく見守り、話をしっかり聴いて頂きました。<br />
<br />
あなたがいなければ現在の僕もごきげんもなかったと思います。<br />
<br />
あなたの謙虚さを忘れません。僕もそんな上司になりたいと思います。<br />
<br />
最後に師匠、あなたと出逢い僕の人生は変わりました。師匠と出逢い人生の質が高まりました。人生が彩られました。僕は今、常に幸せです。この幸せを感じられる「作業療法」という作業を与えてくれた師匠にはただただ感謝の言葉しかありません。<br />
<br />
幸せをありがとうございます。ずっとずっと繋がって、同じ夢を見られることが幸せです。<br />
<br />
僕は最後まで沖縄から離れるという感じがしませんでした。どうしてかなーと考えていたら答えが見えました。<br />
<br />
それは、沖縄でたくさんの方に出逢い過ごした日々が、僕の人生にあまりにも大きな影響を与えているので、沖縄がホームのように感じていたからだと思います。鳥取に帰ることはむしろ出張に行く感覚になっていました。<br />
<br />
今は皆さんと離れて寂しい感覚に襲われていますが、これからもずっと皆と繋がっていられるように新天地で精一杯頑張ります。<br />
<br />
沖縄で働いて本当に良かった!<br />
<br />
皆さん本当にありがとうございました。<br />
<br />
感謝!鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-6611323849507311772011-12-19T23:06:00.000+09:002011-12-19T23:39:39.475+09:00未来への誓い先日、介護福祉士として働いている地元の友人から電話があった。<br />
<br />
最初は、正月に帰省するかどうかの話だったが、途中から仕事の話になった。<br />
<br />
書くのも嫌になるくらいひどい上司の話を聞いた。<br />
<br />
「利用者さんのことを1匹と呼ぶ」<br />
<br />
「歩きたいと話す利用者さんに、歩けるわけがないと話す」 などなど・・・。<br />
<br />
書いていても怒りで吐き気がする。<br />
<br />
そんな上司の言動で、頭が狂いそうだと話す友人に、あまりの内容に頭が真っ白になった僕は何も言えなかった・・・。<br />
<br />
でも、今なら言える。<br />
<br />
そんな上司の為に思い悩み、絶望しないで欲しい。<br />
<br />
福祉業界に絶望しないで欲しい。<br />
<br />
絶対に変えるから!そんな社会を絶対に変えるから!<br />
<br />
<br />
苦しむ利用者さんを救いたい。<br />
<br />
友人のように思い悩んでいる人たちを救いたい。<br />
<br />
利用者さんがどこの事業所に行っても質の高いサービスを受けられる社会にする為に、皆がやりがいを持って働ける社会を創るために、僕が出来ることを少しずつやっていこう。仲間の力を借りながら。<br />
<br />
このようなことを心に誓った。<br />
<br />
<br />
<br />鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-32030349793188995512011-12-01T23:55:00.001+09:002011-12-02T23:52:35.913+09:00物語る背中Hさんが三線(三味線)を弾いている!!!<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj9XScPRvrv3K_iJ6urHcclzoBEd5nPXYRRytRkP3UDCEmtiz0JAwKOSfKUcAYCGRgNR6XEyMqt57hksFvmgGERp92dFsqZMZGzsmgOwf7rWmbY4EKWm-dCi2FeKtEjJywS95zK0j-FCGoa/s1600/IMG_2190.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="480" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj9XScPRvrv3K_iJ6urHcclzoBEd5nPXYRRytRkP3UDCEmtiz0JAwKOSfKUcAYCGRgNR6XEyMqt57hksFvmgGERp92dFsqZMZGzsmgOwf7rWmbY4EKWm-dCi2FeKtEjJywS95zK0j-FCGoa/s640/IMG_2190.JPG" width="640" /></a></div>
<br />
当通所リハビリテーションに衝撃が走りました。<br />
<br />Hさんは昔、三線をよく弾いたということで、自宅には高級な三線が飾ってあります。すごく好きだったのだと思います。Hさんも「昔は弾いていたよ。」と話されます。<br />
<br />だから僕達スタッフはHさんにもう1度弾いて欲しいと思い、過去何度も三線を勧めました。しかし、「あんたがやりなさい。」と言うだけで持つこともありませんでした。<br />
<br />
寡黙なHさんは、やりたいことを話すわけでもなく、好きだと思われる将棋を挑まれたら指すという過ごし方をずっとされていました。何年でしょう、4.5年経つでしょうか、もっと経つかもしれません。<br />
<br />
楽しそうに動かれるのは将棋をしているときと、女性に手を引かれているときですから、僕達のアプローチは将棋が出来る環境を創ることと、女性が関わる時間を増やすこと等でした。<br />
<br />
そんなHさんが三線を握った背景には、同じテーブルに座られている利用者さんが貢献していました。<br />
<br />
実習生がおそらく何の意図もなくHさんのテーブルで三線を弾こうとしていました。しかし、ちんだみ(調弦)が出来ず、戸惑っていました。10分くらいでしょうか、頑張って1人で挑戦していましたが始めたばかりの素人に出来るわけがありませんでした。<br />
<br />
見かねたKさんが学生に「Hさんなら出来るだろうからお願いしなさい。」と話し、Kさんを介してHさんに三線が渡りました。<br />
<br />
このような経緯で起こった感動体験でした。<br />
<br />
Kさんはすごく自然でした。僕たちは「やって欲しい」という一方的な想いが強く出すぎていたのかもしれません。<br />
<br />
やはり当事者同士だからこそのタイミングや空気感があるのだと思います。<br />
<br />
ピアサポート(言って良いかどうかわかりませんが・・・)の効果をひしひしと感じました。<br />
<br />
このような場面をもっとたくさん増やしていく為にもっともっと考え、努力しようと思います。<br />
<br />
数年ぶりに三線を持つHさんの背中、かっこ良かったです!Hさんの歴史を物語っているように感じました。<br />
<br />
<br />
<br />
余談ですが、<br />
僕はHさんが三線を弾いている姿を見て、言葉にならないくらい感動しました。と同時に、その光景をいち早く見つけ、一番感動し喜んでいるRPT(Kさん)の姿に感動しました。<br />
<br />
うちのPTは作業の視点をしっかり持っているんです!!!鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-16638361739623042062011-11-19T00:02:00.001+09:002011-11-29T21:24:48.371+09:00母校での講義先日母校で講義をしてきました。<br />
<br />
テーマは「デイケアの作業療法」<br />
<br />
臨床推論実習前の3年生に講義をさせていただきました。<br />
<br />
僕が設定した目標は「地域・維持期の作業療法を知る」「作業療法を好きになる」としました。<br />
<br />
沖縄を出発する直前、師匠に講義のコツを聴いて臨んだ初講義でした。<br />
<br />
正直、すべったらどうしようかとドキドキでした・・・・・。<br />
<br />
居眠りする子や、お化粧する子がいたらどうしようかと思っていました・・・・・。(お化粧する子がいたら、ネタとしてはおいしいですが♪)<br />
<br />
しかし、さすがはYMCA!笑うところもわかっており、真剣に聴いてくれる子ばかりでした。<br />
<br />
僕が、本講義の効果判定にもなると思い、用意した質問は、<br />
<br />
『ある利用者さんから質問をされました。「急性期、回復期ってあるでしょ?ここは何期かって学生さんに聞いたら維持期だって。維持期はどんなところ?」皆さんならこの方にどのように説明しますか?』<br />
<br />
というものでした。これを講義前と講義後に聞きました。<br />
<br />
講義前の学生さんは、「病状が安定している現在の状態を維持しながら生活する時期」簡単すぎますが、このような回答が多かったです。<br />
<br />
しかし、講義後は、「利用者さんのやりたいことや、やらなければならないことが、どのようにしたらできるのかを一緒に考える時期」「利用者さんが望む人生を歩めるように支援する時期」などなど。<br />
<br />
このように、機能面に焦点を当てた回答から、クライエントの作業ニーズに焦点を当てた回答へと変化してくれました。<br />
<br />
みんな素直でいい子でした♪<br />
<br />
拙い講義でこんなにも理解をしてくれたことに感謝です。本講義の目標は達成した・・・と思います♪<br />
<br />
講義の感想も「作業療法士は素敵な職業だと思いました」「作業療法最高!」「クライエント中心の作業療法を提供できるOTになりたい」「ごきげんに行ってみたい」などなどたくさんの嬉しい言葉をいただきました。<br />
<br />
学生のみなさんが、今後実習で色々な体験をしてさらに成長するのが楽しみです。またその時には作業療法について語り合いたいと思います。<br />
<br />
やはり作業療法の魅力はトップダウンとOBPだということを学生さんの反応を見ながら再確認しました。鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-7153903413452651002011-11-07T23:53:00.003+09:002011-11-07T23:53:52.758+09:003きろめーとるの恩返し<div style="clear: both; text-align: left;">
平成23年11月6日(日曜日)</div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
Kさんの想いが詰まった尚巴志マラソンに参加しました。</div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
朝6時に職場に集合してから会場に向かいました。</div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
車の中でKさんは、やんちゃだった中学生の時にお世話になった先生に電話したことを話してくれました。先生にマラソンへ参加することを伝えたということでした。</div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
すると先生は「あなたの頑張りを聴いて勇気と元気をもらった。私も来年トリムマラソンに挑戦する!」と話してくれたそうです。</div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
「来年は先生とトリムマラソンに出ないとな」とKさんは笑顔で話してくれました。</div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
会場に着き、ウォーミングアップなどするわけもなくゆっくりと過ごし、ついにスタートの合図が10時5分前にならされました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgmd95BoFscVFYnqNsGq9ggQusaf9uPEc_5VfU60oQm0xtFvrY7DKNuqrBw8eZvbTjcJoSsjrO0mCqSmJ9jrq2Z7qWfxrolaNGtDjOufJBmI1KnESx5qoDbaUodZn2nq2nPJRUToosah1WD/s1600/IMG_2016.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="480" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgmd95BoFscVFYnqNsGq9ggQusaf9uPEc_5VfU60oQm0xtFvrY7DKNuqrBw8eZvbTjcJoSsjrO0mCqSmJ9jrq2Z7qWfxrolaNGtDjOufJBmI1KnESx5qoDbaUodZn2nq2nPJRUToosah1WD/s640/IMG_2016.JPG" width="640" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
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少し出遅れたスタートとなりましたが、しっかりとした足取りで歩き始めました。</div>
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<br /></div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjhOY_FYuoJdXopjPaoAHcJLB0jAgo4lS4_37nsYdqJOhFgj_zXHjDvFIS4eJ1yxHMPFtzDKuuaKgQQMWzfSs18utxftNU2v8s8q6nBEEQYG0dgvhHpk14CznFHKrdc92HC3IJQE2KuCS1Z/s1600/IMG_2027.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="480" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjhOY_FYuoJdXopjPaoAHcJLB0jAgo4lS4_37nsYdqJOhFgj_zXHjDvFIS4eJ1yxHMPFtzDKuuaKgQQMWzfSs18utxftNU2v8s8q6nBEEQYG0dgvhHpk14CznFHKrdc92HC3IJQE2KuCS1Z/s640/IMG_2027.JPG" width="640" /></a></div>
<br />
Kさんを支えるごきげん介護士さん。<br />
<br />
夜遅くに集まり、練習も3人で行っていました(うちの介護士さん本当に素敵な人たちばかりなんです)。<br />
<br />
そのような3人の文脈が後姿から伝わってきて、僕は3キロの間ずっと感動にひたっていました。<br />
折り返し地点を過ぎて重くなる足、痛くなる腰、反張膝が少しずつ著明になっていきましたが、一向にペースは落ちませんでした。<br />
<br />
僕は何回も「大丈夫ですか?きつくないですか?」と問いかけましたが、Kさんは「大丈夫!」と一言返すだけでした。<br />
<br />
本当はすごくきつかったと思います。痛かったと思います。でもKさんは歩くことをやめませんでした。<br />
<br />
Kさんを支える介護士さんにはKさんの状態がよくわかっていたのだと思います。「Kさん気持ちでいきましょう!」「もちろんきついですよね・・・でもいけますよ!」と共に頑張ったからこそ言える、そんな言葉を絶妙なタイミングでかけたこともKさんの力になったのだと思います。<br />
<br />
Kさんは一言も弱音を吐くことなく3km走りきりました。<br />
<br />
制限時間はだいぶ過ぎてしまいましたが、最後まで走りきりました。<br />
<br />
僕は感動して言葉が出ませんでした。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiXCIR-_IARItTG1cdZbQV8fqf440qVx8LyfjEg1dJc3K1S9P3bFjvqS4X5jMIL5rjrSWeoXZ166u8l42K0EHY7S53f7wVtZCGyj9v9vZ0-a-5FJr0xNM1K-yPInZh7InSPeJxe15tfPvPs/s1600/IMG_2033%25E6%2594%25B9.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiXCIR-_IARItTG1cdZbQV8fqf440qVx8LyfjEg1dJc3K1S9P3bFjvqS4X5jMIL5rjrSWeoXZ166u8l42K0EHY7S53f7wVtZCGyj9v9vZ0-a-5FJr0xNM1K-yPInZh7InSPeJxe15tfPvPs/s320/IMG_2033%25E6%2594%25B9.jpg" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
Kさんにゴールした感想を尋ねると、</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
「正直、制限時間内に入れなかった悔しさが一番。」</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
「今まで過去の栄光だけを見ていたが、今回現実が見れた。これからは前を見て這い上がる番だ!」</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
「次はもっと練習をして制限時間内に入れるようにしたい。」と話されました。</div>
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<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
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そんなKさんの目は赤く潤んでいました。悔しさだけではない涙だと思います。</div>
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<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgRnL5y1LkvAAAQVhvjBQ_1h7WIkd7N9GJ6XAYqIWMILP_lLTAlpgxMIHFZO0_LUrmFoVWxqmKquInFi8NE67e6Mb-_jCCDys23qe0jgQAn1diZpFkv-dyfuy1X9Wm0HPQYOT2cvb9SJYks/s1600/IMG_2035.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgRnL5y1LkvAAAQVhvjBQ_1h7WIkd7N9GJ6XAYqIWMILP_lLTAlpgxMIHFZO0_LUrmFoVWxqmKquInFi8NE67e6Mb-_jCCDys23qe0jgQAn1diZpFkv-dyfuy1X9Wm0HPQYOT2cvb9SJYks/s320/IMG_2035.JPG" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
そしてこの後少し休憩していると、沖縄タイムスの記者にインタビューを受けました。</div>
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<br /></div>
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そのインタビューの中でKさんは</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
「中学時代やんちゃな自分を立ち直らせてくれた先生にやる気・元気・勇気という言葉をもらった。病気(脳梗塞)になった時もこの先生の言葉が支えてくれた。」</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
「そんな先生や友人に恩返しがしたい。」</div>
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<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
「やればできると伝えたい」</div>
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<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
と話していました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
きっと先生、野球仲間等の友人に、元気になったところを見せたいという想いと共に、「片麻痺になった自分」という障がいありきの存在ではなく「自分は片麻痺という障がいを持っている」というように、Kさんという存在は変わっていないということを、マラソンに参加するという形で伝えたかったのだと思います。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
また、Kさんは同じ障がいを抱えた方たちへのエールにもなると考えていました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
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<br /></div>
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<br /></div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-5AkFgzWWY-Xwmuav5ZlLk2iiyFoWLEYuPL0JRf_O_GTByuJMAe2qnxSKQA8uaIW97hUFIr_-j6u8vWyYHYCBoPFPFvnrTfOI9Qxl37DUReNKHcsKGrHrAKtBnxMFo1Eas66hco2b3WYj/s1600/IMG_2036%25E6%2594%25B9.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-5AkFgzWWY-Xwmuav5ZlLk2iiyFoWLEYuPL0JRf_O_GTByuJMAe2qnxSKQA8uaIW97hUFIr_-j6u8vWyYHYCBoPFPFvnrTfOI9Qxl37DUReNKHcsKGrHrAKtBnxMFo1Eas66hco2b3WYj/s640/IMG_2036%25E6%2594%25B9.jpg" width="480" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
普段から冗談ばかりで多くを語らず、真剣な言葉ではめったに伝えてくれない不器用なKさんらしい恩返しの表現方法でした。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
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そんなKさんに僕たちは皆、「やる気・元気・勇気」をもらいました。</div>
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<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
きっと多くの方にもKさんのエールが伝わったと思います。</div>
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<br /></div>
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<br /></div>
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<br /></div>
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</div>
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</div>鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-50773772247402634082011-11-03T23:02:00.000+09:002011-11-03T23:04:42.074+09:00忘れられない手紙「人生はね、宝探しなの。皆ね、宝物を探して生きているんだよ。」<br />
<br />
その言葉が思い浮かんできました。<br />
<br />
2005年(平成17)9月5日よりごきげんさんの通所リハビリテーションとの出会いが始まりました。<br />
<br />
最初は後遺症右半身麻痺と言葉を失う。失語症だったので何にもわからない。<br />
<br />
「人生これで終わったと思った。」<br />
<br />
そんな日々でした。<br />
<br />
しかし、回復への道を開いたのがたくさんの仲間との出会い、そしてスタッフの温かい励ましと手厚い介護に支えられたことでした。<br />
<br />
今は自分も立ち直り、優しさで生きていく宝物を見つけました。<br />
<br />
6年間一緒にリハビリテーションに通った皆さん。そして職員の皆さまからいただいた宝物を大切にして前向きに生きていきます。<br />
<br />
本当に長い間お世話になりありがとうございました。<br />
<br />
皆様もお身体に気をつけてごきげんよ。<br />
<br />
<br />
<br />
これは、先日介護度の変更によって、他事業所へ移られることが決まった利用者さんからいただいた手紙です。<br />
<br />
非利き手で一生懸命書いてくださいました。6年間の努力が伝わってくる素晴らしい字でした。<br />
<br />
通所リハスタッフに読み聞かせながら、涙をこらえるのに必死でした。<br />
<br />
どこへ行かれてもあなたらしい幸せな人生を歩めるよう祈ります。<br />
<br />
そして、そのような社会となるように僕たちは努力します。鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-804356715166310180.post-70709857076919133202011-11-02T22:39:00.000+09:002011-11-02T22:39:10.519+09:00恩師の遺志を受け継ぐ為に~第1回YMCA作業療法学術集会~<br />
10月9日(日)に母校で第1回YMCA作業療法学術集会が無事行われました。<br />
<br />
想い起こせば同期生で集まって学会を開こうと言って始めたのが5年前でした。<br />
<br />
僕の印象でしかないですが、OTとして2年目から3年目という時期は何か分かれ道のような気がしていました。ファシリテーションテクニックに固執していくひと・業務に慣れ、ただ坦々と業務を遂行するひと・クライエント中心の作業療法を実践するひとなど、全ての要素のバランスがとれていればいいのですが、就職した環境によってどこかに偏っていってしまう。そんな危険性を含んだ時期のような気がしていました。<br />
<br />
本当に幸せなことに、当時から僕は師匠たちのおかげで様々なことをバランスよく学ばせていただいていました。作業科学・CMOP・MOHOなどのメタ・大理論からファシリテーションテクニックのことまで幅広く学ぶ機会をいただいていました。だからこそ、尚更理論の大切さを感じましたし、OBPの大切さを感じることができたように思います。(言うまでもなく、現在も勉強中です。)<br />
<br />
こんな気持ちを同期生と共有したかったし、OBPの魅力をもしまだ知らない同期生がいたなら伝えたい、一緒に成長していきたいと思ったのが同期生学会の動機でした。<br />
<br />
このような同期生学会に賛同してくれて、毎年多大な協力をしてくれたのが、亡くなった恩師のK・S先生でした(ブログの一番最初に書いた方)。<br />
<br />
毎年「お前たちはクライエントの為に闘っているのか?」と説教してくれました。本当にストイックにクライエント中心を貫く先生でした。<br />
<br />
そんな先生の生き様ともいうべきクライエント中心の作業療法を、僕たちは同期生だけでなく在校生にも伝えていけれたら母校への貢献になるのではないかと思い、僕のところへ来た実習生を通じて広報していました。そのような小さな働きかけのみだったので、毎年集まる人数は10人ほどでした。そんな時、もう1人の恩師H・S先生に「すごくいい取り組みだから、同窓会を通じてもっとたくさんの人と共有したら?」という一言をいただき、今回の全卒業生・在校生に働きかけた学術集会へと繋がりました。<br />
<br />
昨年まで10名程だった参加人数が、今回はなんと42名に増加しました。参加人数は関係ないと解っていながらも嬉しい限りでした。その中には、学術集会開催のきっかけとなる一言をくれたH・S先生も夫婦で参加してくれました。<br />
<br />
前置きが大分長くなりましたが、学術集会は下記のプログラムで行いました。<br />
<br />
1.開会の挨拶<br />
2.特別講演 亡くなった恩師の奥様<br />
→夫の死を作業療法士の視点で捉えて発表いただきました。亡き夫の作業・道具によって亡き <br />
夫と繋がる
という大変興味深い、貴重な体験をお話いただけました。<br />
3.特別講演 K先生:「作業療法におけるコミュニケーションスキルについて」<br />
→お笑い芸人やアイドルの話を交えた楽しい講演の中に、密かにコーチングなどのテクニックも <br />
入っていて、本当に楽しい講演でした。「クラスでいちばんのことが 1つでもあったとしたら 世<br />
界一になれるかもしれないよ できちゃうかもよ」<br />
4.演題1 Fさん:「仕掛けから見えてくること」<br />
→日本一有名な大規模デイサービスY村のシステムの中で、Fさんが作業療法士としてどのよう<br />
に考え、介入しているのかがよくわかる素敵な発表でした。作業科学の視点が満載でした。<br />
5.演題2 Fさん:「回想コミュニケーションを通しての作業慮法介入」<br />
→老健でFさんが介入した事例を発表してくれました。認知症の陽性症状が著明だった方の作業 <br />
を見つける為に回想コミュニケーションというツールを使って作業を導き出し、作業を用いて介 <br />
入することで陽性症状が治まり事例は安定したという素晴らしい発表でした。<br />
6.特別講演 T先生:「学問のススメ」<br />
→教員をしながら大学院に通われて博士号をとろうとされている先生です。ストイックに勉強に打<br />
ち込まれる姿に心打たれました。自分はまだまだ勉強が足りないことを教えていただけました<br />
し、勉強に対するモチベーションを高めてもらいました。<br />
7.演題3 Wさん:「終末期のリハビリテーション」<br />
→Wさんの持つたくさんの人脈等の資源を活かし、クライエントがクライエントらしくあり続ける為に周囲を巻き込んでいく様子に圧巻でした。クライエントの素敵な笑顔が印象的でした。<br />
8.演題4 Aさん:「通所リハにおけるCOPMの導入過程で見えてきたこと~向かうべき方向・目的・活用について~」<br />
→COPMを用いて他職種とクライエントの目標を共有すると共に通所リハとしての効果判定もしようと試みているそうです。クライエントの作業ニードの可能化に向けて全スタッフがそれぞれの専門性を活かして介入するという理想の形がそこにありました。<br />
9.演題5 H(私です):「クライエント中心の作業療法~ADOCの紹介~」<br />
→今回、ADOCプロジェクトのメンバーとしてADOCの紹介をしてきました。ご協力いただいたtomoriさんありがとうございました。発表するたびにADOCのことをより深く学べるように感じます。スライドの中で琉球OTさん、侍OTさんの事例を紹介させていただきました。本当にありがとうございます。作業療法士らしい作業療法とはこういうことなんだなといつも学ばせていただいています。皆さんにうまく伝えられたかどうか心配ですが、スライドを見るだけでADOCの魅力は十分伝わったと思います。<br />
10.閉会の挨拶<br />
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このような内容で第1回YMCA作業療法学術集会は幕を閉じました。<br />
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本当にすっごく楽しかったです!内容濃かったです!皆、クライエント中心で作業に焦点を当てた介入をしていたので、ほぼ徹夜の状態なのにずっとテンションが上がりっぱなしでした。<br />
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余談ですが、琉球OTさんのブログを読んでOTになる道を選んだ学生さんに出会いました。なんか不思議な繋がりを感じて感動しました。<br />
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K・S先生、天国から喜んでくれているでしょうか?先生の遺志は受け継がれていってますよ!鳥人OThttp://www.blogger.com/profile/13704884000001260497noreply@blogger.com3