2011年5月18日水曜日

生きる

「生きる」
谷川俊太郎

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
こもれびがまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いま いまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥はなばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

先日、親友07s君が「人は生きることではなく、生きていくことが大切だ」と話していた。僕はそのときふと「生きる」という詩を思い浮かべていた。

確かに!改めて読み返してみて気づく。

谷川俊太郎の詩は「生きる」ことを言っている。しかし、これ自体は健康や幸せのことではない。

健康や幸せは、「その人にとって大切なことができること」ということが大きく関わっていると僕は考えている。そう!これが「作業」と呼ばれているものであり、人によって違うものだ。

作業をすること。それは自己実現に繋がること。すなわち健康に繋がることだと思っている。

だから、07s君の言っているように生きていくこと(作業の連続)が大切だと思う。

だから谷川さんに「あなたにとって、手をつなぐ意味は何ですか?」と聴いてみたい。全ての作業の意味を聴いてみたい。そうすると、どう生きたいかが、見えてくるから。

あなたにとって大切なことは何ですか?それはなぜ大切ですか?

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