2011年4月29日金曜日

忘れたくない利用者さん

今日、ずっと担当させていただいていた利用者さんが亡くなった。
脳出血だった。
様子がおかしいと受診してもらって、即入院となって2日目だった。
かなりオリジナリティがあり多少気難しいところはあるが、明るくて皆に元気を与えてくれる方だった。
毎回、その日稼いだ施設内通貨を使って僕にコーヒーをご馳走してくれた。
僕は何ができただろう?
幸せだっただろうか?
もっとできたことがあったのではないだろうか?
この方がやりたいことはできただろうか?
いつも・・・利用者さんが亡くなるたびに頭に浮かんでくる・・・。

人は作業的存在だ。作業をしながら生きている。
その人の人生を物語るもの、それが作業だ。
その人にとって大切な作業をすることで幸せになる。


その時にしかできない作業がある。
その時にやらなければいけない作業がある。

妥協せずやり続けること。
それが僕にできること。

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