2011年11月3日木曜日

忘れられない手紙

「人生はね、宝探しなの。皆ね、宝物を探して生きているんだよ。」

その言葉が思い浮かんできました。

2005年(平成17)9月5日よりごきげんさんの通所リハビリテーションとの出会いが始まりました。

最初は後遺症右半身麻痺と言葉を失う。失語症だったので何にもわからない。

「人生これで終わったと思った。」

そんな日々でした。

しかし、回復への道を開いたのがたくさんの仲間との出会い、そしてスタッフの温かい励ましと手厚い介護に支えられたことでした。

今は自分も立ち直り、優しさで生きていく宝物を見つけました。

6年間一緒にリハビリテーションに通った皆さん。そして職員の皆さまからいただいた宝物を大切にして前向きに生きていきます。

本当に長い間お世話になりありがとうございました。

皆様もお身体に気をつけてごきげんよ。



これは、先日介護度の変更によって、他事業所へ移られることが決まった利用者さんからいただいた手紙です。

非利き手で一生懸命書いてくださいました。6年間の努力が伝わってくる素晴らしい字でした。

通所リハスタッフに読み聞かせながら、涙をこらえるのに必死でした。

どこへ行かれてもあなたらしい幸せな人生を歩めるよう祈ります。

そして、そのような社会となるように僕たちは努力します。

2 件のコメント:

  1. 感動です。
    元気を貰いました。

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  2. ぬまたさん

    コメントありがとうございます♪
    やはりOTをしている喜びややりがいはクライエントからもらえますね♪
    いつもぬまたさんから元気をいただいていますので、少しでもお返しできてよかったです♪

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