2011年9月16日金曜日

小さな抵抗

送迎でよく行く入所施設。

そこから通われている利用者Aさん。

Aさんをお迎えにあがると、いつも装着されている車椅子用のズレ防止ベルト。

周りを見渡すと、介護度が高いと推察される方のほとんどはAさんと同じようにベルトをされている。

Aさんは確かに骨盤が後傾しており一見ズレ落ちそうに見えるが、クッション等で落ちないようになっている。

時々、姿勢を直すことが必要なものの、当施設でAさんが車椅子からズレ落ちそうになったところを見たことがない。

少なくともAさんにこのベルトは必要ない。

この入所施設の介護スタッフの方が悪いわけではない。きっと忙しい中頑張っていると思う。そう思いたい・・・・・。

だからといってこのままで良いわけではない。いや!絶対ダメだ!


僕の出来る小さな抵抗は、朝その施設のスタッフの前でAさんのベルトを外すこと・・・。スタッフが外していることに気付き、話しかけてくれるのを期待して・・・・・。


本当に小さな抵抗、小さな力、小さな人間だ。


僕に出来ることはなんだろう・・・。

勉強会を継続して行っていくことだろうか?もっとやれることがあるのだろうか?


出来ることからやろう。そしてもっと考えよう・・・。

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