金曜日に有休を0.25日もらって、新規事業所の相談に師匠と保健所に行った。
まだ完成されたものではないが、事業計画書や施設の情報などをもって乗り込んだ。
第1回目の相談ということで、事業計画書などの確認事項が多かったが、師匠の緊張感はものすごく伝わってきた。僕も自分の将来を思い浮かべながら気合を入れて聞いていた。
ひと通り内容を確認し終わった後に、相談員は作業療法士も出来るか?という質問を師匠が投げかけた。
保健所の方の答えは「出来ない」だった。
この前まで、出来るってことだったと思うけど・・・。
出来る資格があるのは、社会福祉士(主事)や介護福祉士などだそうだ。社会福祉主事は文系の大学を卒業していたらだいたい取れているようだ。
師匠と共に少し諦めかけたが、屁理屈家の僕はどうしても納得がいかなかった。専門学校でも大学と同じくらい福祉関係の科目は受講していると思ったからだ。さらにうちの学校は大学卒と同等の認識が得られる高度専門士の称号を得た専門学校だ。何がどう違うのか?むしろ文系の大学卒業生より、僕らの方が介護・福祉業界では専門的なはずなのに・・・。専門学校舐めてもらっちゃ困りますよーーー!
なるべく優しく優しく伝えることを意識しながら、高度専門士の称号を得た専門学校であることを説明し、それでも不可能かどうかを確認してみた。
すると・・・学校等で厚生労働省が規定する数10科目の中から3科目以上受講していたら認められるらしい。
やっぱりなー!全然認められるじゃないっすかー!同じ介護・福祉業界で働くSW・CWが出来てOT・PTが出来ないっていう規定はおかしすぎでしょー。
ということで、僕の負けず嫌いが珍しく役に立ったという出来事だった。少しでも役に立ててほっとした。
今回のこともそうだが、最近の休みの日などはずっと事業計画書の作成や事業の内容の話し合いに参加させていただいている。将来のことに直接繋がることであるし、師匠の役に立てることでもあるのですごくやりがいがある。
具体的には、事業計画書に必要な新規事業所を設立して成り立つ根拠(周辺地域の事業所数や定員人数・実績の人数・セラピスト数、市の要介護認定者数・介護サービス受給者数、)などを後輩と共に集めたりなどをしている。
師匠の事業所を創る経験は、同時に鳥取プロジェクトのことを考えられる機会となる。出来る限りたくさんのことを経験させてもらう予定だし、師匠も鳥取のことを考えて全てを伝えてくれる。本当にありがたい。
立ち止まっている暇はない。突っ走るだけ。
プロジェクトメンバーへの近況報告も兼ねて。
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