4月3日、新たな勤務先であるYMCA米子医療福祉専門学校の入学式が、季節はずれの強風の中行われた。
教員になって初めての入学式。
この学校で入学式に出席するのが人生で2度目となった。
当たり前だが11年前の入学式の時とは全く見え方が違った。
今年の新入生は緊張しているのか、声が小さく元気がなさそうだなー。あの子は少し心配だなー、マンツーでの介入が必要そうだな。なんてことを考えていた。
11年前は自分のことで精一杯。自分が楽しく過ごす為にはどうするかしか考えていなかったように思う。(学生時代は本当に自己満足な笑いを追及し続け、たくさんの方々にご迷惑をおかけしました。今更ながら反省しております。)
教員になってみて初めてわかる教員の気持ち・責任。
先生方にあらためて感謝。
OTを目指している学生さん全員素晴らしいOTになって欲しい。自分で無理だと諦めずOTになるという夢を叶えて欲しい。学生の可能性を諦めず支援し続けたい。
バイザーをしていた時にも同じ気持ちを実習生に抱いていたが、より強く感じる。
新たな職場で、自分の非力さを痛感する毎日だが、僕に出来ることは臨床の魅力を学生さんに伝え続けることだと思っている。微力だが、この1年に全力を注ぎ突っ走ろうと思う。
僕も教員1年生!新入生の皆さん、共に成長していこうね。
話は変わるがYMCAのOT科教員の方々は、お互いがそれぞれ尊重し合っていて本当に雰囲気が素晴らしい。あまりの居心地の良さとあまりの先生方の優しさに甘えて、長く勤務したいと思ってしまう自分に鞭を打たなければいけないと思うほどだ。
本当に僕は職場に恵まれている。本当に感謝の言葉しかない。
11年目の入学式。第2のOT人生の始まりだ!
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